91 新型コロナワクチン未接種者への差別禁止とワクチンパスポート反対について
更新日:2021年11月4日
メールの内容
日ごろより市政発展にご尽力を賜り、ありがとうございます。
さて、ワクチン未接種者への差別禁止する条例のある自治体が、現在8県あります。差別禁止法の早急な整備が必要ですが、まずは熊谷市においても条例の制定をお願いします。未接種者への差別は大きな人権問題です。接種する、しないの選択は個人の自由であり、未接種者への差別があってはなりません。
加えて、新型コロナワクチンは発症予防および重症化予防を期待するものであり、感染予防を目的としたものではなく、また、ワクチン接種後の死亡や重篤な症状が数多く報告されております。周囲への感染予防効果を目的としたものではなく、感染予防効果が不十分であるワクチンを、行動制限の緩和等のためのパスポート等に使用するのは全くもって意味がなく、ワクチンパスポートも未接種者への差別につながるため、ワクチンパスポートにも反対です。
市民の人権を守るための条例の制定を、ぜひよろしくお願いいたします。
回答(令和3年10月15日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
ご指摘のとおり、ワクチン未接種者への不当な差別や偏見は人権侵害にもつながるものであり、決してあってはならないことです。
接種を受けるかどうかは個人の判断であり、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の活用に当たっても、そのことが接種の強要や不当な差別につながらないようにすべきであると考えております。
本市では、全ての市民がお互いの人権を尊重しながら共に生きる社会を実現するため、様々な人権課題に関する人権教育や人権啓発に取り組んでおり、こうしたワクチンの接種に関わることも差別につながることがないよう、市報やホームページにおいて市民の皆様へ周知してまいります。
ご要望の条例の制定につきましては、既に導入されている8県およびその他の自治体の動向や事例を参考に研究してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。