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114 福祉事業

更新日:2022年1月24日

メールの内容

地区の自治会長をやっています。毎年暮れに地区民生児童委員さんと各自治会長で地区社会福祉協議会を行っておりますが、会議のほか熊谷市の行政について情報交換を行っています。その中で出ている意見・要望を申し上げますのでよろしくお願いいたします。
1.市内循環バスの代わりに、買い物難民をなくすために300円程度で利用できるタクシーがあると良い。
2.民生委員、及び、自治会長に配布している要支援者名簿の活用について。これは今年の市長のメールに「危機管理が出来ていません」がありましたが、名簿を配布したからというだけでは解決しません。避難行動の要支援者名簿は重要な書類と認識していますが、災害時にこれをどう活用するか。どう支援するかの具体的な記載、説明がなされておりません。市でも自治会連合会の会議で配布の説明、及び了解を得て配布しているとのことですが、連合会からの各自治会への説明は全くありません。2年前の台風の時のような避難指示・避難命令があった時の対応はどのようにするのか。地域のことは地域で助け合う。でもどう対応するかご教示ください。

回答(令和3年12月22日)

 いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
 タクシー利用者への補助については、障害者のかたを対象に行っておりますが、高齢者のかたへの補助は現在のところ行っておりません。しかしながら、市内循環バス(ゆうゆうバス)では免許返納されたかたが「運転経歴証明書」を提示することにより無料で乗車できるほか、民間路線バスでは高齢者のかたを対象としたバス乗り放題定期を販売しており、免許返納者にはその金額の3分の1の補助があります。
 ご提案の買物支援のためのタクシーについては、介護タクシーなどの福祉分野での導入可能性や費用対効果、路線バスなどの他の公共交通への影響を勘案しながら引き続き研究してまいります。
 また、避難行動要支援者名簿は、災害発生時に自力での避難が難しいかたで、平常時(災害発生前)から避難支援関係者に対する情報提供に同意をいただいているかたの名簿です。
 名簿の活用方法の一例としては、平常時(災害発生前)は、地域に住んでいる要支援者の状況把握や防災訓練での活用、災害発生時には、避難の声かけや避難誘導、安否確認としてご活用いただきたいと存じます。

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