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144 市内の太陽光発電施設について

更新日:2022年5月6日

メールの内容

江南地区在住で近年の太陽光発電施設の乱立に心を痛めています。
東日本大震災をきっかけに原発依存脱却の旗のもと、ブームとも言える太陽光発電施設の建設が続いています。
とはいえ、本末転倒とも言える森林を伐採し、そこに太陽光発電施設を作る事業があちらこちらで散見され、貴重な里山の風景が破壊されています。環境に良いとうたわれた太陽光発電もこれでは疑問符がついてしまします。
本題ですが、これ以上貴重な森林の乱開発を防ぐために条例を制定し規制する事は出来ないものでしょうか?
まだ間に合います。来ていただいて、見ていただければ残念な状況を把握出来ると思います。

回答(令和4年2月17日)

いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。

江南地域には、埼玉県自然環境保全条例に基づいて指定された大沼公園周辺約10ヘクタールの自然環境保全地域と、森林法に基づき県が指定した保安林約8.6ヘクタールがあり、立木の伐採に知事の許可を得るなどの規制がかかっています。
このような開発等を制限する地域を新たに指定することは、土地の有効活用を考えている所有者の権利を制限することになるため、難しいと思われます。
環境省は、環境影響が顕在化している状況を踏まえ、令和2年4月から大規模な太陽光発電施設(30MW以上)を環境影響評価法の対象事業に追加し、それ未満の施設は「環境配慮型ガイドライン」を制定し、発電事業者等に自主的な環境配慮への取組みを促し、環境と調和した事業の実施が確保されるよう指導しています。
また、市においても「熊谷市太陽光発電施設等の設置に関するガイドライン」を制定して、環境への調和や近隣住民との協調を促しています。
今後も有効な再生可能エネルギーである太陽光発電施設の設置について、森林や里山の保全等自然環境とのバランスを図りながら、ガイドライン等に基づき指導してまいります。

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広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206)、048-524-1156(直通) ファクス:048-520-2870

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