50 新型コロナワクチンの若年者への接種について
更新日:2021年10月20日
メールの内容
新型コロナワクチンの接種券を16歳以上の高校生にも配付したとのことですが,まだ安全性が確認されていないものを重症化リスクのほとんどない高校生に勧めることに疑問を感じています。
2021年6月から,身体的、精神的に成長途上にある12歳以上の子どもたちにまで対象が拡大され,接種が勧められるようになりました。
7月7日厚生労働省発表の資料によると接種後の死亡者は556名,接種後の重篤者は2276名(男性617名,女性1653名,性別不明6名)となっています。
しかしながら,新型コロナ発生から1年半以上経過した2021年6月末時点で,20歳未満では新型コロナにおける死亡者も重症者も「ゼロ」です。
今までのワクチンとは比較できないほど接種後の死亡や重態,その他の有害事象件数,副反応報告が上がっている新型コロナワクチン,その接種を未成年に対して勧める理由が全く見つかりません。
日本ラグビーの「One for all,All for one 一人はみんなのために、みんなは一人のために」の精神は素晴らしいものですが,今回のワクチンは特例承認であり治験も終了しておらず安全性が担保されていないものです。ワクチン接種はみんなのためではなく,前提として自分の重症化リスクを減らすために受けるもののはずです。接種できない一人を救うことにつながるとは限りません。自治体の責任者として客観的な表現に努めていただきたいと思います。
よって,子どもたちへのワクチン接種の停止,個人に対して行政から接種を勧めることがないようにし,接種の判断は完全に個人の自由とすることを行政から明言されるよう要望いたします。
回答(令和3年7月26日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
新型コロナワクチン接種は、感染症の発症や重症化の予防が期待され、生命および健康を守るために、市民の皆様に個人の意思で受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方には、接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けていただきます。受ける方の同意(被接種者が16歳未満の場合は保護者の同意)なく接種が行われることはありません。
このように、新型コロナワクチン接種は、個人の意思で受けていただく任意の接種であることについて、厚生労働省および市のホームページや接種券に記載していますので、ご理解をいただきたいと存じます。