62 災害警報時のホテル等への避難について
更新日:2021年10月27日
メールの内容
今年も全国各地で大雨による災害を目にし、日頃から明日は我が身と覚悟して備えを試みております。
コロナ禍の今、ホテルや親類宅など避難所以外も勧められていることは承知しております。そこで提案なのですが、市内の宿泊施設と協定を結び、警報発令時の避難について客室定員以上の入室の許可を探ってはいただけないでしょうか?
例えば、我が家は4人家族です。避難のためにツインをふた部屋取るよりも、とりあえずの安全確保にツインに4人入れればもう一部屋は他のご家族が避難出来ることになります。一昨年の台風19号の際には、駅前のホテルの空きを探して苦心した経験もあります。
緊急時に個別の交渉にホテルの窓口の方のお時間を割くよりも、ずっと現実的で多くの方を収容出来るのではないかと考えます。
荒川と利根川の豊かな恵みを受ける熊谷市は、河川氾濫についても具体的な対策を講じる必要があります。ぼんやりとした呼びかけよりも、一つでも一人でも被災から逃れられる方策を打ち立てていただきたく一案をお送り申し上げます。
回答(令和3年8月19日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
現在、埼玉県と埼玉県ホテル旅館生活衛生同業組合との協定により、非常時には宿泊施設を避難所として利用することができるほか、本市と熊谷ホテル旅館組合とで、災害などにより鉄道が運休等した場合の帰宅困難者の受入れや支援に関する協定を締結しています。
なお、旅館業法等により、客室の定員が定められていることから、定員以上の入室に関する協定を締結することは困難ですので、ご理解をいただきたいと存じます。
