95 夜間・休日の医療体制の乏しさ
更新日:2023年3月9日
メールの内容
先日、子どもが体調不良を訴えたため、休日診療のある病院を探していました。最初に病院案内サービスにかけ、対応している医療機関を尋ねたところ、紹介されたのが隣市の深谷赤十字病院でした。市内で対応する医療機関がないことに絶望しつつも、深谷赤十字病院に電話をかけたところ、紹介状がないと診察は難しいと断られました。次に母子健康センターの夜間休日診療所に電話をしたところ、熊谷総合病院を案内されました。たらい回しにされていることに不信感を覚えつつ熊谷総合病院にも電話をかけましたが、診療を断られ、結局その日は体調不良の子どもをなだめることしかできませんでした。夜間休日に診察のできる病院がないというのはいかがなものでしょうか。群馬県太田市などは休日の当番医をホームページに載せるなど熊谷市とは真逆の素晴らしい対応をしています。見習ってください。
回答(令和4年12月9日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
この度はご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。
熊谷市休日・夜間急患診療所では、主に比較的軽症な内科的疾患のかたを、市内医療機関の内科または小児科の医師が当番で診察しております。診療内容といたしましては、対症療法となり、初期救急医療機関のため、症状に応じて一晩過ごせるだけのお薬を処方し、翌日にはかかりつけ医などに受診していただくようお願いしております。なお、個々のケースによりますが、各種検査や外科的処置が想定される場合や重篤化する恐れがある場合などは、二次救急の医療機関の受診をご案内しております。
二次救急の医療機関ですが、小児科につきましては、熊谷・深谷・児玉地区の広域で対応しており、行田総合病院・深谷赤十字病院・熊谷総合病院が当番制で診療をしております。なお、深谷赤十字病院に今回の件を確認しましたところ、「休日夜間当番日に小児科を受診する際、紹介状の持参は求めておりません。当日病院で対応した者が誤った解釈、説明をした可能性があるため、再発防止を図るため周知を徹底します」とのことでした。
夜間・休日に受診したい場合、まずは、休日・夜間急患診療所にご相談ください。なお、休日・夜間急患診療所で診察ができない場合は、当番病院にご相談いただくことになります。また、埼玉県救急医療情報センター(救急電話相談:#7119)や、病院案内等テレホンサービス(消防指令センター:電話048-501-0116)では、24時間体制でご案内しておりますので、状況に応じてご相談くださいますようお願いいたします。
また、本市は太田市のような当番医制ではなく、休日・夜間急患診療所を設けております。市ホームページの案内が分かりにくい部分につきましては、他市を参考に対応を進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。