13 熊谷市の子育て支援・環境について
更新日:2022年6月7日
メールの内容
私は結婚・出産を機に、地元熊谷に戻ってきました。熊谷市の子育て支援、特に幼児向けの支援について、いくつか気になる事がありました。同年代の子育て世代の方からも同様の意見を頂いたため、今回打ち上げさせて頂きます。
(1)補助が乏しい。医療費負担などの補助はあるものの、一部予防接種が実費であり、その費用が高額な物が多いです。他県や他市ではそういった医療費についても手厚く補助を出す事で、より若者の子育て世代への負担を軽減する政策をしています。 熊谷市もそういった将来を担う若者子育て世代がもっと定住しようと思える補助を拡充して頂きたいと思いました。
(2)幼児が安心して遊べる環境が少ない。熊谷市には、小さい公園が点在しています。 公園が多くある事はとても喜ばしい事ですが、遊具の手入れが出来ていなく危険な箇所が見受けられます。また、遊具の対象年齢が概ね6歳以上という物が多く、幼児が遊べる環境がありません。子供が小学校へ上がる前までに如何に定住化してもらうのか、今後の対策として必要と感じています。ちょっとした事でも、子育て世代へのアピールになると思います。
例えば公園に必ずと言っていいほどあるブランコの1つを、1歳から使えるバケットシートタイプにするだけでも違います。公園をイチから整備するのはとても大変で費用も掛かりますが、ちょっとした工夫で印象が変わる事も多いです。 近郊の市には複合商業施設もでき、ベッドタウンとしての熊谷の潜在能力は高いと思います。 如何に若者を呼び込み定住化して頂き、安心して子育てが出来る環境を提供できるかが、将来の市の反映につながると考えます。そのためには、誰目線に立つかが必要と考えます。是非子育て世代の目線に立ち、若者が定住する熊谷になって頂きたいと考えます。
回答(令和4年5月12日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
予防接種につきましては、(1)「病気にかかることを予防し、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的とした、予防接種法(以下、「法」といいます)に基づく予防接種」と、(2)「個人が感染症にかかること、重症になることを防ぐために受ける、法に基づかない予防接種」があります。
法に基づく予防接種は、ワクチンの種類、対象者、期間などが定められており、各市町村長が無償で実施しております。
今後、子育て世代の負担を軽減するための政策として、法に基づかない予防接種の助成につきましても研究をしていきたいと考えております。
また、遊具の維持管理につきましては、安全性の確保を第一に、有資格者による定期点検を年1回実施するとともに、職員による日常点検を年2回実施し、危険度の高い遊具の更新や修繕を進めておりますが、危険な箇所にお気づきの場合は、改めてご連絡くださいますようお願いいたします。
幼児用遊具が不足している点につきましては、ブランコのバケットシートの増設等、幼児も快適に利用できるよう環境整備に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。