69 あついぞ!熊谷!について
更新日:2023年9月4日
メールの内容
私は熊谷市に住み始めて3年になる者です。熊谷市のキャッチフレーズ「あついぞ!熊谷!」について意見があります。
熊谷市はとても晴れの日が多く、心地よいからっ風が吹くとてもいい街だと思います。しかし、知人等に熊谷市に住んでいるという話をすると暑いところで大変でしょう等と言われてしまうことがあり、残念な気持ちになることがあります。正直、暑さで言えば埼玉や群馬などの他の地域とそんなに変わらないような気がするのですが、熊谷が暑さで大変な街だと思われてしまっているのには、おそらくメディアでよく取り上げられていることも影響しているとは思いますが、この「あついぞ!熊谷!」というキャッチフレーズの影響もあると思います。
私は東北出身で、熊谷市に住み始めたときはこんなに晴れの日が多いのは素晴らしいと思いました。東北は冬はどんよりした天気が多いので、特に冬の晴天率が素晴らしいと思います。洗濯物もよく乾きますし、晴れの日が多いと元気がでます!ですので、たとえば「日本トップレベルの晴天率!熊谷!」だとか「洗濯物がよく乾く!熊谷!」だとかそう言ったポジティブなキャッチフレーズにしてみてはいかがでしょうか?あついぞ!というのは、もはやあまり良いイメージを持たれないと思います。私は熊谷市が好きです。
もっと多くの方に住んでほしいし、熊谷市のあついというイメージを払拭して、全国の方々の誤解を解いて遊びに来てほしいです。
回答(令和5年8月8日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
熊谷市では、平成17年度に夏の気温の「暑さ」を地域資源と捉え、市民の気持ちの熱さ、人情の厚さなどの「あつさ」をキーワードとした「あついぞ!熊谷」事業を開始いたしました。
その後、平成19年8月に、当時の国内最高気温を観測したことを契機に、「熱中症から市民の健康を守ること」を緊急課題に据え、この課題解決を図るとともに、「快晴日数日本一」という特徴的な気象条件を生かした地域振興策を事業化した「あつさ はればれ 熊谷流プロジェクト」を開始し、暑さ対策に軸足を移すことといたしました。
さらに、現在の国内最高気温41.1℃を観測した平成30年度からは、「暑さ対策日本一の推進」をキャッチフレーズに掲げて取り組んできたところです。
今後も、熱中症など暑さによる健康被害が懸念されることから、本市独自の暑さ対策事業を実施するとともに、企業等と連携した熱中症予防の啓発を実施してまいります。
また、来年度には、デジタル技術を活用した先進的な暑さ対策として、市内中心市街地の気象データによる気象シミュレーション結果を基に、まちなかの暑い場所をスマートフォンで確認できるようにするとともに、暑い場所を回避して涼しい場所へ誘導するサービスを開始する予定です。
このように、本市では、デジタル技術やデータを活用して地域が抱える諸課題を解決し、新たな魅力を創出する「スマートシティ」によるまちづくりを進めており、こうした新たな取組を、市内外に広く知っていただくことで、熊谷市に対する良いイメージを持っていただけるよう、ホームページや市報等を通して広報に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。