62 関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式について
更新日:2023年8月29日
メールの内容
表題の件について、今年は縮小して行うとの告知が市のホームページにありましたが、理由がわからないのでご質問です。今年は関東大震災100年の節目となる年です。またコロナ禍による行動への制限も一応ひと段落ついている時でもあります。一昨年・昨年は縮小して行うのもやむを得ないと思いましたが、今年は縮小する理由がないと思います。なぜ縮小して行うのでしょうか?
事実「埼玉ラグビーフェスティバル」は4年ぶりに実施されたとのことですが、これはコロナの安定化が理由ではないのでしょうか?
また毎日新聞の記事に市長のコメントとして、「節目の年を迎える。未来志向の新しい形を模索していく時期かと思う。」とありました。こちらの具体的な真意もよくわかりません。「未来志向」とはどのようなことでしょうか?また「新しい形」というのはどのような意味でしょうか?交流にも言及されていましたが、具体的なイメージなどあるのでしょうか?
私は市が行うことに大きな意味があると考えていますが、記事中には市は後方支援になるという考えもある、とあります。ドイツの第2次大戦への反省と同じように日本が国として同じ過ちを繰り返さないために反省すべきと思います。それと同様に、虐殺が起こった土地に住む者として式を継続するのは当然ではないでしょうか?歴史に真摯に向き合う姿勢ではないと感じられたので、メールをお送りさせていただきます。
回答(令和5年7月21日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
今年度、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式の開催規模を縮小したのは、参加者が高齢化する中、新型コロナウイルス感染症が完全に収束していないことによる対応で、関係団体にも、昨年と同規模で実施する旨を伝え、了承いただいております。なお、来年度以降の実施方針は、現時点で決定しておりません。
関東大震災発生から100年が経過しますが、当時の混乱の中、いわれなき流言飛語により尊い命を奪われた朝鮮人の方々を悼むとともに、将来にわたり、国際社会における親善、友好関係を積極的に推進し、人間相互の尊重と理解を深めていくためにも、今後の追悼の在り方については、市民の皆様にとってどのような形が適切なのか、関係団体と協議しながら、決定してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。