15 給食費について
更新日:2023年6月8日
メールの内容
行田市が小学校中学校給食費無料、深谷市が第1子第2子、0~2歳の保育料無料となっている中、熊谷は第1子が小学校へ入学と同時に保育料満額払い、給食費も満額払いというのが納得いきません。
ほかの市町村と同じにするべきだと思います。
回答(令和5年5月1日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
保育料は、市民税の所得割額を基に算定しております。国や県の基準に従って、2人目、3人目以降の保育料を軽減しておりますが、小学校就学前のお子様のうち、2人以上が同時に保育施設などに在籍している場合、2人目は半額、3人目以降は無料としております。そのため、1人目が小学校1年生になると、それまで2人目だったお子様を1人目としてカウントすることから、半額の適用がなくなります。なお、3人目以降は、県と市で行う多子世帯保育料軽減事業により、上の子の年齢問わず保育料を無料にしております。
また、○○様のご家庭の保育料は、年中さんのお子様の分は無償化により無料となっており、0歳児のお子様の分は、県と市で行う多子世帯保育料軽減事業に該当するため、申出書を提出していただくことで無料となります。
さらなる保育料の負担軽減は、事業効果や財政負担なども勘案し、国や県の動向などを注視しながら、適切に対応していきたいと考えております。
次に、学校給食費についてですが、現在、県内において学校給食費を完全無償化しているのは、坂戸市を始め1市7町1村で、行田市は、中学生を対象に無償化していると伺っております。
本市が完全無償化するには、年間で約7億円の財源が必要です。この財源を捻出するには、現在の行政サービスを縮小しなければならず、現時点では困難であると考えております。
しかし、学校給食費は子育て世帯の経常的な負担となっており、子育て応援の観点から、本市では令和3年度から3人以上のお子さんがいるご家庭に対し、3人目以降のお子さんの給食費を無償化しております。
今後も、保護者の皆さんの経済的負担を軽減できるような取組を検討してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。