51 選挙公報の配布について
更新日:2023年7月14日
メールの内容
お尋ねします。
選挙公報の存在を知らない有権者がいます。選挙公報が届かないお宅があります。
1.選挙公報をなぜ全戸に配布しないのか。
2.選挙公報は、
(1)何部印刷し、(2)どこに何部、(3)どのように配布をしたのか。
また、(4)かかった費用と(5)その内訳について、直近の選挙で回答をお願いします。また、低投票率の原因と対策について、市の見解と今後をお聞かせください。
回答(令和5年7月5日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
1.選挙公報の全戸配布について
選挙公報は、公示日もしくは告示日の立候補届出受付後から印刷を開始し、公職選挙法に規定された投票日の2日前までという非常に短期間で配布する必要があることから、本市では同法で認められた、新聞折り込みにより配布しております。一方で、新聞を購読していない世帯には配布されないといった課題もあるため、希望する方に郵送するほか、市役所、各行政センター、公民館などの公共施設にも備え置き、市ホームページにはPDF版の選挙公報を掲載するなどの補完的な措置を取り、対応をしております。
2.選挙公報の印刷数などについて
令和5年4月23日執行の熊谷市議会議員一般選挙では、73,000部を印刷し、そのうち58,500部を新聞折り込みで配布しました。また、市役所、各行政センター、公民館、駅連絡所、老人ホーム、期日前投票所、当日投票所にも備え置きしました。
なお、かかった費用は2,388,945円(印刷費:1,589,940円、新聞折り込み費:778,635円、郵便料20,370円)でした。
3.低投票率の原因と対策について
全国的に投票率は低下傾向にあり、その主な要因として「選挙に関心がなかったから」との意見が挙げられるなど、選挙、政治への関心が希薄になっていることが考えられ、本市としても、昨今の投票率の低下について危惧しているところです。
そのため、日頃から、高校生への選挙啓発用冊子の配布や選挙啓発出前講座、18歳の市民に有権者になったことを知らせる啓発ハガキの送付などを行い、選挙の時には、市報やホームページへの掲載、メールやツイッターの配信を活用した投票の呼びかけを行っております。また、小・中・高等学校を対象に、投票箱や記載台などの選挙資材を貸し出して生徒会選挙などで活用いただいているほか、選挙を身近に感じていただくため「明るい選挙啓発ポスターコンクール」への積極的な参加を依頼しております。
今後も投票率向上と有権者の皆様に関心を持っていただくため、様々な方法を検討してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。