99 風評被害
更新日:2021年4月9日
メールの内容
いつもお世話になります。
公民館の利用を制限されているのですが、使用制限の通知の中に全く科学的根拠のない記述があります。
楽器業界では吹奏楽器の飛沫実証実験を行っております。
確かに合唱は1.5メートルも飛沫が飛びますし、フルートなども若干飛びます。
リコーダー、オカリナやその他の管楽器も僅かですが飛びます(マイクロ飛沫)。
その中において鍵盤ハーモニカ(ピアニカ等)やハーモニカは全く飛沫が飛びません。何故ならば全てハーモニカ内部に入るからです。
また、ハーモニカを吹くのに必要以上に空気を吸うなんてことも有り得ません。
スポーツや合唱の方が何倍も息を吸います。軽く吹けるので90歳の方でもハーモニカを楽しんでおられます。
中央公民館利用者の中に新型コロナウイルスに感染した方がおられたので腰が引けるのも理解できますが、科学的根拠のないことを文書で告知するのは止めていただきたいです。
感染者の多い都内の地域文化創造館等施設でさえ熊谷の公民館みたいなことを言っているところはありません。吹奏楽器でも普通に貸出をしています。近隣市町村もそうです。
度が過ぎると風評被害となりますことをご一考ください。
回答(令和2年9月9日)
頂きました「市長へのメール」にお答えいたします。
公民館の利用に当たっては、原則、館内ではマスク着用をお願いしております。そのため、吹奏楽の楽器・ハーモニカ等の演奏など、マスクを外した状態で行う活動につきましては、自粛のお願いの対象としております。
ご指摘の公民館利用者に対する周知ですが、楽器により飛沫拡散に差があることから、「飛沫の拡散が避けられない活動」を「マスク等を外して行う活動」に改めさせていただきます。
公民館利用者の多くは60歳以上であり、新型コロナウイルスにおいては重症化のリスクの高い年齢層とされているため、より慎重な対応としております。利用者の安心、安全を最優先しつつ、全ての人に開かれた公民館本来の姿に一日も早く戻ることができるよう努めてまいりますので、ご理解を頂きたいと存じます。