145 新型コロナウイルスによる差別への対応
更新日:2021年6月14日
メールの内容
お忙しいところ失礼いたします。初めまして、市内に住みます〇〇と申します。
熊谷市でも様々な新型コロナウイルスによる差別などへの啓発をしていただき、ありがとうございます。
市長は『シトラスリボンプロジェクト』という取り組みをご存知でしょうか。
新型コロナウイルスによる差別や偏見をなくし、当たり前に「ただいま」「おかえり」と言い合える地域を目指して、シトラス色のリボンを身に着けるなどして繋がっていこうという取り組みです。元々は愛媛から始まったこの取り組みを、熊谷でも広げていきたいと思って紹介しております。大きな団体があるわけではなく、賛同した県や市や個々の団体・企業が主体的に動いて全国的に広がっています。私も、個人的にリボンを作り配って紹介しています。
第三波が迫り、誰でも感染する可能性がある今、言葉だけでなく目に見える形で「大丈夫だよ」と分かり合い繋がり合っていけるこの取り組み、ぜひ市長の後押しを頂けたらと思っております。
市役所内では人権政策課にご協力いただき人権週間作品展でリボンを置かせていただき、教育委員会には市内小中学校にポスターを配っていただきました。今、『いまこそスクマム』とコラボしたポスターを作製し申請中です。
私がリボンの話をすると、ほとんどの方がリボンをつけてくださいます。暑いぞ熊谷の人たちは、コロナ禍の中でも温かい人たちばかりです。一小市民の私が頑張って動くより、市長がリボンを着けてくださるだけで多くの事が動くかと思います。何卒、宜しくお願いいたします。
回答(令和3年1月6日)
頂きました「市長へのメール」にお答えいたします。
〇〇様のご指摘のとおり、新型コロナウイルスに関連した不当な差別や偏見は人権侵害にもつながるものであり、決してあってはならないことです。
本市におきましては、市のホームページへの掲載やポスターの掲示等を通じて、差別や偏見をなくすための啓発活動を行っており、また、市民活動を支援し、協働のまちづくりを推進していることから、この度の「シトラスリボンプロジェクト」の「言葉だけでなく目に見える形での取組」に可能な限りの協力をさせていただいております。
今後も、「シトラスリボンプロジェクト」が、多くの市民皆様の賛同が得られ、更に広がりますよう、取組を進めていただきたいと存じます。