5　リチウムイオン電池の回収拠点増設のお願い

　今月、環境省から家庭から出される不要になったすべての「リチウムイオン電池」を市区町村が回収するよう求める方針が示されました。
　熊谷市もこれに従い、主体となって回収の方策を定めることと思いますのでお願いがあります。
　リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやコードレス掃除機はもとよりコンビニで販売されるハンディファン等々にも使われている身近な素材です。これまで熊谷市では、大型家電販売店や市役所を除く行政センターでのみ回収されており自動車を運転できない市民には捨てにくい回収拠点しかありませんでした。
　自治体が回収の責務を負うことになるのであれば、せめて小学校区に一つはリチウムイオン電池の回収拠点を設けていただけますようお願いします。
　隣の自治体同様に乾電池並みの捨て方が叶えば、誤った分別も減り、回収業務での事故も防げることでしょう。よろしくお願いいたします。

　いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
　　
　一般家庭から排出されるリチウムイオン電池の適正処理については、令和７年４月１５日付けで環境省から各都道府県に宛てた通知が発出され、全ての市町村において安全な処理体制を構築していく必要があるとしています。
　これまで本市では、各行政センターや環境美化センターでリチウム蓄電池などの小型充電式電池の回収を行ってきましたが、今回の通知に基づき、市民の皆様にとって、より利便性の高い回収方法を検討してまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。