16 無人運転可能の新交通システム導入の要望
更新日:2025年7月15日
メールの内容
熊谷市と群馬県太田市の間に無人でも走行できるモノレールや新交通システムを新設していただけませんか?
実際に形式は違いますが、栃木県宇都宮市と芳賀町の間には宇都宮ライトレール(ライトライン)が開業してから、マイカーから鉄道への移動手段の切替えに効果が発揮していることから、私自身が実際にマイカーで熊谷から太田まで移動しましたが、ピーク時の慢性的な渋滞に当たると、中々進まないケースが多々あります。
今後の交通弱者の移動改善と熊谷市内と都市間のアクセス強化、さらには今後の人口減少にも備えるためにも、モノレールや新交通システムといった無人でも運転できる交通システムを官民連携で新設して欲しいのです。
東武伊勢崎線の太田駅の南口からJR高崎線の熊谷駅の北口までを想定し、踏切なしの完全高架化で結ぶものです。
これにより、都市間の交流人口の拡大や都市開発が進むのと同時に、脱マイカーにも期待できます。
最近では運転手不足により、「シャトル500」が休止になる事態になっていますので、今後の運転手不足の対応を含めて、検討・実現をお願いします。
(この要望は太田市にもお送りしています。)
回答(令和7年6月19日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
この度は、本市公共交通にご提案いただきありがとうございます。
ご提案のモノレールや新交通システムの導入は、速達性、定時性を確保し、交通渋滞の緩和も見込まれるため、交通網を強化する上で有効な手段であると思います。
しかしながら、導入するには、巨額の初期投資が必要であり、また沿線の利用者数の見込みを考慮すると、十分な収益を確保することが困難で、現実的に難しいものと考えております。
今後も、バスの運転士不足問題への対応も含め、より良い交通環境の実現に向けて、他の交通手段の改善や新たな施策を検討してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
