148 自治会の役員が行う公園のトイレ掃除は専門業者に委託できませんか

　○○自治会の代議員になると市で整備された公園のトイレ掃除をしなければならないとのこと。自治会の役員のみならず住民の高齢化が進む中で、自治会の活動について熊谷市の応援をしていただかないといけないと思います。例えば公園のトイレ掃除を役員が行いますが、高齢の役員が多いことからトイレの清掃については、新型コロナウィルスが心配される中、衛生上の観点からみても問題と思います。また、公園に近いところでは、アパート等の自治会に入っていない住民が多く、逆に私どもの地域では公園を利用するには不便なのに、自治会の役員ということだけで掃除を担当しなければならないのは不公平と考えます。トイレ掃除については、専門の業者に委託し、市内の公園のトイレが同じような水準で維持管理ができないものでしょうか？
　また、自治会の役員の年齢が高すぎ、近いうちに活動ができなくなるのではと心配します。住民サービスの一部を自治会にになわせるのなら、これからの自治会がやるべきサービスを精査し、若い世代も対応できるような自治会にしていかないと続けることができないと思います。在住地域においても高齢化が進み、空き家も見られます。私の自治会の班についても、50代以下は2軒のみ、70代以上が大半では単独で班を維持することも難しくなってきています

　頂きました「市長へのメール」にお答えいたします。
　日頃から公園清掃等にご協力いただき、ありがとうございます。
　市内には400を超える公園がありますが、熊谷さくら運動公園や別府沼公園等の大規模な公園を除き、多くの公園を地元自治会等の皆様に公園サポーターとして日常的な管理をお願いしています。これは、自治会等と市が協定を締結し、トイレ清掃や除草、低木の剪定等を地域の皆様に行っていただき、報奨金の支給や集められたごみの処分、高木の剪定や施設修繕等を市が行うことで、協働して良好な環境を保てるようにしているものです。
　ご要望を頂きました公園も、地元自治会の皆様にサポーターとして日常的な管理をお願いしており、引き続き感染防止策を講じながらご協力いただきたいと考えておりますので、今後もご支援をお願いします。
　また、自治会への加入及び活動への参加につきましても、広く呼びかけてまいりますので、ご理解を頂きたいと存じます。