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52 熊谷市の子育て支援について

更新日:2025年5月20日

メールの内容

 5か月のお子さんがお亡くなりになった事件を耳にし、市民としてまた子育て支援に従事する者として大変心を痛めております。このような事件が起きた背景に、「熊谷市の子育て支援の分断」があるのではないかと思います。子育て支援に関する施設は数多くありますが、それぞれが単独で機能しているため、連携が取れていないことを常日頃実感しておりました。1人のお子さんに対して母子健康センター・こども課・保育課・子育て支援センター・くまっこルーム・保育園・幼稚園・民生委員(児童委員)・ファミリーサポート・児童発達支援・産婦人科・小児科、場合によっては児童相談所や警察など様々な機関が関わっていて、それぞれがバラバラにサポートしています。もし連携が取れる仕組みが構築されていたら…全ての機関で同じように見守っていく仕組みがあったら…今回のような悲劇はなかったかもしれません。1人のお子さんを多くの機関でその独自性をいかしながら、同じ方向を向いて積極的に支援していくことができれば、保護者にとって子育てしやすい環境であったり、子育て中の悩みに対応しやすくなったり、問題を早期発見できることにつながるのではないかと思います。子育てに自信がなくて子どもを亡くしてしまうようなことが二度と起きないように心から願っております。

回答(令和7年2月6日)

 いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
  
 今回の事件につきましては、幼い命が失われたことに深い悲しみを抱くとともに、本市といたしましても大変重く受け止めております。
 本市では、令和6年度から母子保健部門と児童福祉部門の設立の意義や機能を維持した上で組織を見直し、全ての妊産婦、子育て世帯、こどもへの一体的な相談支援を行うため、「こども家庭センター」を設置しております。
 また、要保護児童の適切な保護や支援を行うため、市、児童相談所、警察、保健所など、地域の関係機関で構成する要保護児童対策地域協議会の定期的な開催や、市の直営拠点を含む市内19か所の地域子育て支援拠点の連絡会である「くまっしぇ」との連携など、各関係機関の連絡、協力体制の構築に努めております。
 今回のような悲しい事件が二度と起こらないよう、各関係機関と連携し、子育て支援のための取組を進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

このページについてのお問合せは

広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206)、048-524-1156(直通) ファクス:048-520-2870

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