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23 熊谷市の未来について

更新日:2024年8月28日

メールの内容

 結婚を機に熊谷市に移住して3年ちょっとになります。夫婦ともに職場は県外で、縁もゆかりもない土地でしたが、都心への通勤のため高崎線沿線の街として魅力を感じ移住しました。正直、若者が惹かれる名所も魅力的な名産もない、地味な街だと感じています。熊谷の魅力作りがまだまだ不足していると思っていますが未来に向けてどのような取組をしていく予定でしょうか?熊谷といえば暑いところ!と周りには言われますが誰にとっても魅力とは思えません。暑さ対策で…などと言っていますが、それはもはや熊谷に限った話ではなくなっています。人口が減っていく中、本気で取り組まなければ衰退する田舎街の一つとなってしまいます。どんなプランがあるのかお聞かせいただけませんか?
 熊谷市の良いと思う点
・自然が豊かで都心にはないゆったりとした時間が流れている
・都心への通勤が可能であり、土地価格が安い
・デジタルの活性化に力を入れていることはちゃんと伝わってきている
・スポーツの街としての売り方は、一部の人にのみですが魅力の一つとなっている
 残念だと思う点
・若者世帯を惹きつける魅力を感じたことがない。
・都心通勤ができるという魅力があるが、都心出勤に間に合う時間帯の早朝にバスがない。(主に籠原行き)
・産婦人科が少なく、安心して出産、子育てができない。
・県外からの移住者による土地需要はあるのに、市街化区域に土地がない。市街化調整区域の見直しなど宅地開発も必要では?
・屋内で子供が遊べるような施設がない。暑い街とうたうなら、その対策として見合った施設を作るなど工夫が必要では?
 近隣町の企業やアウトレット、大型倉庫店舗の誘致などのようにできることはたくさんあると思いますが何か取り組んでいることはありますか?

回答(令和6年7月30日)

 いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
  
 この度は、今後のまちづくりへの考え方につきまして、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 本市では、第2次熊谷市総合振興計画や第2期人口ビジョン・総合戦略などの計画に基づき、全国的に人口が減少し、地域活力の衰退が危惧される中、地域資源を生かした独自性と自立性の高い持続可能なまちづくりを進めるとともに、子どもたちが郷土愛を育みながら健やかに育つ都市を目指していきたいと考えています。
 さて、○○様からご意見をいただきました点について、いくつか状況を申し上げます。
 ゆうゆうバスの運行便数は、全国的な運転士不足のほか、時間外労働が規制される2024年問題への対応により、運転士の就業時間を短縮させる必要が生じ、今年4月にやむなく調整を行い、一部ご希望の時間帯にダイヤを設定できない状況となっております。今後も、市全体の状況を見ながらバス会社と調整してまいります。
 産婦人科が少ない現状は認識しており、これからお子さんを望む方々の不安が解消されるよう努めてまいります。一方、本市では市内19か所に地域子育て支援拠点を設置しており、また、高校生までのお子さんの医療費助成を実施しております。さらに、現在、市内に新たな子育て支援・保健拠点施設の整備に取り組んでおり、令和8年度に開業予定です。この施設は、子育て・保健に係る機能の充実と連携強化を図るための施設で、こどもの遊びの場・学びの場である(仮称)こどもセンターや、市民の主体的な健康づくりを支援する(仮称)保健センターなどを整備します。それぞれの施設が連携することで、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を充実させてまいります。
 市街化調整区域の見直しは、決定権限を持つ県との調整を継続して行っているものの、全国的な人口減少傾向のため、特に県北地域では市街化区域の拡大が厳しい状況です。本市としては、引き続き県に働きかけてまいります。
 今後も、まちの魅力を向上させる取組の一つとして「熊谷スマートシティ事業」を推進しながら、デジタル技術やデータを活用したまちづくりを行ってまいります。併せて、本市の名所や名物なども、市内外の皆様の心を引き付けられるようプロモーションに努めたいと考えています。
 若者を含めたあらゆる世代が本市に住んで良かったと思えるよう、まちづくりに取り組んでまいりますので、引き続き、本市の市政運営のためにご協力をお願いいたします。

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広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206)、048-524-1156(直通) ファクス:048-520-2870

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