94 公共交通機関の拡大について
更新日:2020年4月15日
メールの内容
今やラグビータウンとして名高い熊谷市ですが、私はどうも公共交通機関に限りがあり色々なところに行けないと感じております。
熊谷駅から通っているのは上越新幹線や高崎線(湘南新宿ライン、上野東京ライン含む)、秩父鉄道が通っているのですが、栃木県や茨城県、東北方面、または埼玉県南部方面に向かっている路線はなく、ある程度のところまで行って乗り換えなければいけないことを面倒と感じてしまうことがあります。路線バスが地域の足となっているので鉄道はなくてもいいかもしれませんが、鉄道は輸送力が高く、混まないと言うメリットがありますし、交通機関が整備されれば熊谷市の人口が今よりも上がる気がします。路線を増やした分熊谷市はもっと活性化されなければならないと存じ上げますが、路線を増やすことについてご検討いただけませんか?
回答(令和2年3月25日)
頂きました「市長へのメール」に、お答えいたします。
熊谷市は、近隣他市と比較しますと、鉄道やバスなどの交通網は充実していますが、より便利になるよう、JRに対して、新幹線の熊谷駅への停車を増やすことや、高崎線の混雑緩和などの要望を行っています。また、秩父鉄道については、利用促進や安全対策に対して補助を行っており、平成29年4月には、新たにソシオ流通センター駅も建設されたところです。また、熊谷ラグビー場への輸送交通も課題となっており、こうしたところにも力を入れています。
次に、鉄道の新規路線についてですが、人口減少社会の中、建設費が膨大であること、事業の採算性を取ることが難しいと考えられることから、現在のところ計画はありません。
また、熊谷市の交通施策については平成28年3月に、「熊谷市地域公共交通網形成計画」を策定し、本市ホームページに掲載していますので、ご一読ください。
