43 ラグビーワールドカップでの来日観光客について
更新日:2019年10月27日
メールの内容
まもなく開催されるラグビーワールドカップですが、友人がアメリカより来日します。熊谷市で開催されることもあって、私の家に二週間ほど滞在することになっていますが、彼女は、日本の文化にも興味があり、楽しみにしています。その際に会場近くの温泉に行きたいと話していました。
ですが、彼女の国の文化で認められているタトゥーが日本では、敬遠されています。彼女は、日本の様々な異文化に触れたいと楽しみにしていて、熊谷市もラグビーを盛り上げようと市内をウェルカムムードにしているにも関わらず、観光の分野では、あまり受け入れ態勢では無いということでしょうか。都内や県南では、少しずつ認められているタトゥーも、熊谷市では、まだ、偏見に悩まされているのでしょうか。
回答(令和元年9月4日)
頂きました「市長へのメール」に、お答えいたします。
この度は、ラグビーワールドカップでの来日観光客に関して、ご意見を頂きありがとうございます。
日本を訪れる外国人旅行者が急増する中、タトゥーがある外国人旅行者と入浴施設の相互の摩擦を避けられるよう、観光庁ではタトゥーがある外国人旅行者の入浴に関する留意点や対応事例をとりまとめ、個々の施設の対応改善を促す働きかけを行っております。
観光振興の観点からは、外国人旅行者の受入れ態勢の改善が望まれますが、タトゥーへの対応方法につきましては、それぞれの施設の判断に委ねられるものであり、一律の対応を求めることは難しいと考えておりますので、ご理解を頂きたいと存じます。
熊谷市では、様々な機関と連携して、外国人との交流を深めながら各国の文化を相互理解するなど、多文化共生の推進に努めてまいります。