44 放置自転車撤去について
更新日:2019年10月27日
メールの内容
駅西通り街区内において、朝6時に自転車を止め、13時までの間に撤去されました。放置自転車を撤去する事自体は美観のため必要な事と思いますが、警告札を取り付けたその日の内に撤去するのでは、その札を確認できない可能性が高く、警告の意味がほぼありません。この地域にも住人は居り、生活があります。普段は駐輪場を利用していても、場合によっては数時間自宅前に止めておく必要が生じることもあります。住人の中にはお年寄りもいますが、訪問ヘルパーさんが自転車で来られる場合もあるでしょう。各商店の利用客が止める場合ももちろんあります。そういった諸事情を無視して、即日撤去するというのはいささか強権的な施策なのではありませんか?少なくとも以前は警告札が付けられてから数日後の撤去でしたので、ここに来て急に強引になったのではと思います。
こういった方針転換は現場の係員の雰囲気まで変えているようです。先日は朝8時頃に自転車を止めて荷物を取りに入ろうとしたところ、「自転車放置厳禁」と書かれたベストを着た方が、しばらくこちらを威圧するようににらんでいました。荷物を取りに行く間だけ自宅前に自転車を止めただけの事で一体どうしてにらみつけられなければならないのでしょうか。住民を美観を損ねるゴミとでも思っているのでしょうか。
その一方で、他のエリアでは警告札が付けられたまま数日放置されている事もあり、方針がエリアによって異なっているらしいのも疑問です。以前、担当課に、商店の利用客の自転車であることもあるのですがと撤去についてご相談したところ「商店街だけ特別扱いはできない」と言われました。しかしむしろ意図的に、特別厳しくなさっているのではありませんか?またその際に「放置の定義は、係員が確認した時にそこにある事で、どれだけの期間そこにあったかは関係ない」という主旨のお話もありました。そういう認識が根底にあるので、今回のように即日撤去という振る舞いを平気でされるのでしょうが、一般的な「放置」の意味とは外れていると思います。
市では平地の多い地形を活かすため、自転車の活用を推進すると表明しておられたと思いますが、このように自転車利用者に対して必要を越えて厳しく臨まれるなら、全くその逆を行くことになると考えます。レンタル自転車の実験も結構ですが、バランスのとれた自転車行政をお願いしたいです。
回答(令和元年9月3日)
頂きました「市長へのメール」に、お答えいたします。
まず、ベストを着た人ににらまれたとのことで、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。市民の方にそのような態度をとらないように指導してまいります。
さて、放置自転車対策につきましては、以前と同様に行っております。市の条例では、放置は、「自転車等の利用者が自転車等を離れて当該自転車等を移動させることができない状態にある」ことをいい、撤去日に警告札を付けられた自転車であっても、一定時間放置された場合は撤去をいたします。警告札を付けることはほぼ毎日実施しておりますが、撤去は毎日実施しておりません。そのため、警告札が付けられたまま数日放置されてしまうこともあります。
今後も放置自転車整理区域内に放置された自転車については、撤去してまいりますので、放置自転車対策にご理解とご協力をお願いします。