57 大麻生陸閘についての要望
更新日:2019年12月16日
メールの内容
大麻生地区の荒川堤防には切通し(正式には陸閘というようで荒川水系では大麻生1か所とか)がありますが、これは元は荒川で採掘される砂利を広瀬河原駅に運搬するために整備されたようですね。
そして今は、市にその管理を委託され台風等による水位情報をもとに締め切り作業することになっているが、これまでの最高水位でもそこに水が来たことがなく、訓練以外には閉めたことがないとのことですね。
そして今年の台風19号では、最高水位が過去の記録を上回ったかどうかわかりませんが、市民に[避難勧告(レベル4)]が出た時点では、まだ閉められてはおらず、地区市民の要望でようやく閉められたと聞いております。またその閉鎖用資材は遠く離れた[くまぴあ]だとも聞いております。
私は、[避難勧告(レベル4)]が出るときには、閉められているべきと思いますがいかがでしょうか。市職員の方は忙しいとは思いますが、外注でもよいのでは。
また、閉鎖用資材はもっと近くの[大麻生消防団]や[秩父鉄道の操車場]に保管依頼したり、現場近くに保管場所を設置されてはいかがでしょうか。
さらには、現在は、砂利採取は行っていないので、車は通ることもなく行き止まりなので、国土交通省に閉鎖要望されてもよいのではと思います。
昨今、災害があるたびに[想定外]という言葉が出てきますが、熊谷市ではそのような言葉が出ないように事前準備・整備を進めていただきたく要望いたします。
回答(令和元年10月25日)
頂きました「市長へのメール」に、お答えいたします。
先の台風第19号では荒川の水位が熊谷水位観測所において、氾濫危険水位を超えるような状況となったこと等を踏まえ、大麻生陸閘(おおあそうりくこう)を19時45分に全閉しました。
閉鎖に用いた資材は、職員が待機している代地内の維持課分室で保管しており、大麻生陸閘までは10分程の距離にあります。
今回の閉鎖は、現場の荒川の水位を確認の上、資材の運搬、閉鎖作業の時間も考慮し、安全を保ちながら作業を行いました。
今後も閉鎖作業は荒川の水位等を注視して実施いたします。
