「E・S・モース関連資料」を熊谷市文化財に指定しました。
更新日:2015年12月3日
平成27年11月27日、「E・S・モース関連資料」を熊谷市の有形文化財(歴史資料)に指定しました。
「E・S・モース関連資料」
(1)名称 E・S・モース関連資料(絵画1点・文書類3点)
(2)種別・種類 有形文化財・歴史資料
(3)所在地 ・根岸家(絵画1点) ・埼玉県立文書館(文書類3点「根岸家文書」として寄託)
(4)構成資料
・E.S.モース直筆画
・E.S.モース及びW.S.ビゲロー名刺
・E.S.モースによる根岸家への感謝状
・感謝状関連資料
以上、計4点一括
概要
大森貝塚の発見で著名なエドワード・シルベスター・モースは、明治12年と明治15年の2回、好古家の根岸武香に面会するために冑山を訪れている。その際に渡されたモースの名刺を所収した「人名録」に貼付されているE.S.モース及びW.S.ビゲロー名刺及び、武香からモースに土器片を寄贈し、それに対する「感謝状」及び関連資料、根岸家が所蔵する土器などをモチーフに、モース自身が描いた絵画が保存されている。
これらの関連資料は根岸家とモースの関係を示すと共に、近代日本における学術的交流が熊谷の地でなされたことを明らかにする貴重な歴史資料として評価できる。
E.S.モース直筆画
E.S.モース及びW.S.ビゲロー名刺
E.S.モースによる根岸家への感謝状
感謝状関連資料