12 別府小学校周辺の防火水利について

　別府小学校の周辺には消火栓、防火水槽がありません。近隣の小中学校と比較しても、最短距離の水利までは相当な距離があります。小中学校のプールが防火水槽の役割をすることは存じあげています。ただ別府小学校のプールからは立地条件等の問題で水は出し難いものがあります。推測ですが、水道管等の条件で現在の状況になっているのだと思います。しかし数百人の子供達、先生方が生活を送る場所がこういう状況ではいけないと思います。消火栓が無理ならば、防火水槽の設置等、早急な対応をお願いいたします。子供達の安全に関わることですから。

　いただきました「市長へのメール」に、お答えいたします。
　消防水利の設置につきましては、市全体の人口密度や密集地等の状況を考慮しながら適正に配置しています。
　別府小学校を管轄とする熊谷消防署玉井分署には、消火用水を１５００リットル積載した水槽付きポンプ自動車及び１３００リットルを積載した化学車を配備しており、現場到着と同時に放水活動が可能です。
　さらに後続車両が消火栓、別府沼等から取水し、これらの水槽車へ補水する中継送水体系をとるため、多少水源から離れた地域であっても、消火活動が遅れる心配はありません。また、別府小学校のプール（採水口）から取水も可能であるため、現時点では、消火栓及び防火水槽を設置する予定はございませんので、ご理解をいただきたいと存じます。
　なお、別府小学校の詳細な火災対応につきましては、管轄する玉井分署までお問い合わせいただきますようお願いいたします。