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おきのさん(江南地域)

更新日:2017年12月15日

江南地域をはじめ、埼玉県北部や西部のかなり広い範囲で「おきのさん」とか「おきよさん」、あるいは「おきぬさん」などと呼ばれる紙人形が農家のお勝手や台所に祀られていました。江南地域では「おきのさん」と呼ばれていたようですが、この神様はお勝手の神様だといって、蛇の化身だと伝えられています。
この人形は、子どもの着物の切れ端を使って着物を作り髪と顔は障子紙を箸などに巻いて丸みをつけて作り、丸まげや日本髪に髪を結ったものです。昔は、顔に目鼻はつけなかったといいますが、現在のものは目鼻をつけ、口紅をさす様になったそうです。毎年一体つくりますが、年の瀬は忙しいのでいつということはなくつくり、新しいものをつくると古い人形は川に流したそうです。こうして毎年新しいものに代えていきました。
祀る場所は、お勝手の流しの隅などに置き、その家の主婦が、毎日唱えごとをいいながら、お水とご飯を供えたり、物日に珍しいごちそうをつくると必ず供えたということです。
ある家で一度「おきのさん」を二体祀ったことがあったら、その家の女の人に不幸が起こってしまったといい、その家ではそれ以来一体にしてお祀りしているそうです。
このおきのさんは、女の神様とか、お蚕さんの神様といわれ、どこの家でも養蚕が盛んであったので、蚕が当たるようにとお祈りしたり、主婦はお勝手で働くことが多かったので、いつでも身近な所で手を合わせお願いごとができたので、大変有難い神様であったと伝えられています。

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