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35 小学校におけるタブレット学習の推進について

更新日:2026年8月13日

メールの内容

 私は来年度、小学校へ入学する子どもを持つ保護者です。
 現在、市内の学校でタブレット学習が推進されていますが、その方針について大きな疑問と不安を抱いています。
 近年、デジタル機器の過度な使用が、子どもの読解力や集中力、学力、視力などへ悪影響をおよぼす可能性について、多くの研究や議論が行われています。特に子どもの発達段階では、紙の教材で学ぶ重要性が指摘されており、世界では教育方針を見直す動きも出ています。
 例えばスウェーデンでは、一時は学校教育のデジタル化を積極的に進めていましたが、その後、識字力や学力の低下などを踏まえ、紙の教科書やノートを重視する方針へ転換しました。子どもへのデジタル機器の使用を見直し、「本物の本を読み、本物の紙に書く」ことを重視する教育へ戻しています。
 OECDも、過度な利用は学習への悪影響や注意散漫につながる可能性があると指摘しています。
 こうした世界的な流れや研究結果がある中で、なぜ本市は今このタイミングで、さらにタブレット学習を推進しているのでしょうか。
 また、子どもに長時間画面を見せることが視力低下などの健康面に影響することは広く知られています。保護者として、学校生活で日常的にタブレットを使用することに大きな不安を感じています。
 そこで、市長にお尋ねします。
・本市がタブレット学習を推進している根拠となる研究やエビデンスは何でしょうか。
・読解力や学力、集中力、視力への影響について、どのような検証や評価を行っているのでしょうか。
・紙の教材を中心とした教育へ戻すことや、小学校におけるタブレット使用を最小限にすることは検討されているのでしょうか。
・SNSや保護者同士の情報交換の場では、実際に小学生を育てている保護者から、タブレット学習による視力低下や学力・集中力への影響を心配する声、紙の教材を望む声などを数多く目にします。熊谷市はこのような保護者の声を把握しているのでしょうか。また、どのような方法で保護者の意見を収集し、教育施策に反映しているのでしょうか。
 私はデジタル機器そのものを否定しているわけではありません。将来必要となるデジタルスキルを身に付けることは大切だと思います。しかし、そのために小学校段階から日常的にタブレット学習を行うことが、本当に子どもたちの学力や健全な発達につながるのか、改めて検証すべきではないでしょうか。
 子どもたちの学力だけでなく、健康や将来に関わる重要な問題です。世界の教育政策や最新の研究結果も踏まえ、本市の教育方針を改めて見直し、小学校におけるタブレット学習の在り方を再検討していただくことを強く希望します。

回答(令和8年7月31日)

 いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。

 お子様の学習や健康などへのご心配につきまして、率直なお気持ちをお寄せいただきありがとうございます。
 本市では、GIGAスクール構想という国の方針に基づき、1人1台端末を導入しておりますが、授業では、「子どもと教師、子ども同士がかかわり合うこと」に力を入れ、紙の教科書を使用することを基本としながら、タブレット端末を含めたICT機器も効果的に活用しております。
 今後もICT機器使用に偏ることなく、1時間1時間の授業を大切にしてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

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広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206・212)、048-524-1156(直通) ファクス:048-525-9222

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