更新日:2021年12月10日
熊谷らぐ人 No.29 立正大学 堀越正己 監督・五十嵐拓星 主将
この1年間のチームの様子、目標
【堀越監督】
1部昇格を目標にずっとやってきました。新しい代になるときにキャプテンを中心にオンラインで4年生だけのミーティングを開いてくれたんですけど、そこで、1部に上がるためにはチームがどうならないといけないか、ということを話し合って、それをチーム全体に「勝つためにやるぞ」と強く言ってくれました。チームにある、スローガン「主体性」、カルチャー「挨拶をする」「100%でやる」「ノーポイズントーク(毒を吐かない=文句を言わない)」というものを大事にしようと、活動を再開するときにみんながその気持ちでいてくれたので、すごくチームがまとまりやすかったです。そんな状況を4年生たちや、新チームのキャプテン五十嵐が作ってくれました。今までのチーム以上にスローガンとカルチャーを意識させるようにしてくれて、それが今まで役に立っています。
【五十嵐主将】
例年のチームだと、きつい練習とかフィットネスの時にいろんな人が文句を言っていたんです。けど今シーズンは、春のミーティングで話し合ってから「ノーポイズントーク」というのを特に意識してやってきて、シーズン終盤になってそれがすごい生きてきたと感じています。今年のチームの大きな特徴ですね。文句を言う人もいないですし、きついメニューでも前向きに取り組んでくれるようになりました。今までだったら他の人のせいにしたりする人が多かったんですけど、自分と向き合って、自分に問題があったんじゃないか、と、ミスに対する向き合い方がチーム全体で変わってきたと感じた1年間です。
今年のチームの注目ポイント(強み・特徴)
【主将】
なんでも前向きに、きついことでもがんばって取り組んでくれる真面目さは歴代の中でも無いところです。試合の中でどんな劣勢になっても、みんな前を向いて諦めないっていうのが1番の強みですね。どんなに相手が強くても向かっていってくれるんじゃないかなと思います。
―――チームをまとめることで意識していることは
寮長をやってくれている
【監督】
キャプテンの多彩なキック、スタンドオフのロングキック、両センター(
ワイルドナイツが熊谷へ移転してきたがどう感じるか
【監督】
熊谷市がラグビータウン熊谷と言っていただいている中で、ラグビーをやっている人ならラグビータウンと言っているけど、市民の方たちはどうかというと、多分言ってなかったと思うんです。けど、ワイルドナイツが熊谷に来てくれたこのタイミングでうちが1部にあがれれば、真のラグビータウンになれると思って。ラグビーに出会って、ラグビーがあったから今の人生を歩めているので、ラグビーに恩返しをしたいし、その恩返しを熊谷でしたいです。
部内で流行っているもの
【主将】
Nintendo Switchで、マリオカートや最近出たポケモンをみんなやっています。コロナ対策も踏まえ、外出を控えて寮で楽しく生活しています!
注目選手(プレー、マスコットキャラ)
【主将】
CTB吉野大地選手。小さくて不器用だけど、タックルとかディフェンスをチームで1番頑張っているので注目してほしいです。
【監督】
五十嵐をサポートしてくれている、チームマザーと呼んでいる田中裕人ですね。私は、五十嵐をお父さん、田中をお母さんと呼んでいます(笑)入替戦ではウォーターボーイとして中に入ってもらうのですが、試合中は話すことが多く、僕たちスタッフ陣と同じアツさで同じ内容をしっかり選手に伝えてくれるので、とても大事な存在です。
目標とする選手
リッチーモウンガ選手(オールブラックス)
【主将】2人ともキックが上手ですごく参考にしています。
大会への意気込み
【主将】
もちろん勝利が1番の目標です。きついゲームになると思うんですけど、自分たちのスタイルを貫きたいです。綺麗なラグビーはできないので、逆にそれを強みと捉えて、チーム全員で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!
【監督】
五十嵐とまったく一緒で、自分たちができることを出し切って、1点差でもいいので勝ち切りたいです。「やり切る!」ですね。