更新日:2021年10月28日
熊谷らぐ人 No.25 県立熊谷高校 横田典之 監督・五十嵐大悟 主将
この1年間のチームの様子、目標
【主将】
このチームが始まった頃に決めた目標は「花園出場」です。ディフェンスであったり、前からあった自分たちのチームカラーをもっと洗練させて強くなっていきたいというコンセプトでスタートしました。チームの雰囲気は、後輩と先輩の垣根が無く、チーム全体で仲が良くていい雰囲気です。
コロナの影響で活動できない時期もあったんですけど、ここ最近の試合ではディフェンスでの素早い出だしであったり、FWがポイント周辺の近場で抜かれないとか今までやってきたことをしっかり出せていると思います。ただ、イージーなところでミスが多く、決定力が少ないと思うので、これからはアタックを磨いていきたいと思っています。普段からラグビーに対して、ここはこうしようとか、ご飯食べながらだったり、練習中・試合中でもプレーが切れるごとにここを改善していこうとみんなで話し合います。
【監督】
目標は「花園出場」です。今の仕上がり具合は75%くらいですね。試合をやりながら成長していくしかないって選手とも話していて、試合を通じて、大会を通じて、日々の練習を通じて成長できたチームがこの花園予選で優勝できると思っているので、そういうつもりでやっています。前回の試合も、いい点も悪い点も出てきました。けが人とかがいてベストなメンバーじゃなかったなりに試合ができたと思います。苦しんだ場面もありましたけど、逆にそういう試合ができて良かったですね。
今年のチームの注目ポイント(強み・特徴)
【主将】
まずはディフェンスをしてしっかり相手の勢いを抑えてターンオーバー、そこからの素早い切り替え、そしてアタックが強みだと思っています。
【監督】
1年生の時からレギュラーで出ている子が多く、経験をたくさん積んでいる選手・突破力がある選手・リーダーシップをとれる選手など、例年になく駒が揃っています。みんな伸びしろもあるし、現在の力もそこそこあるので期待していますね。格上のチームに勝つには、いかに失点を抑えて少ないチャンスを取れるかが重要だと思うので、ディフェンスは年間を通してやっています。そして、コンタクトに負けないためにストレングスをしっかり、それを仕上げてからアタックを磨いていく、順番的にはそんな感じですかね。みんな1年生のころから体重が20kg以上大きくなっています。
ワイルドナイツが熊谷へ移転してきたがどう感じるか
【主将】
ワイルドナイツは僕がラグビーを始めたころから1番近いチームで、結構試合を見に行ったりもしていたので、好きなチームです。そんなチームがもっと近くに来てくれたのがすごく嬉しいし、熊谷駅前が青くなっていたり、ワイルドナイツののぼり旗を熊谷の街中で見るとすごいなと思います。先生が授業中にラグビーの話を振ってくれることが増えて、自分が始めたころよりラグビーが身近になったんじゃないかなと感じています。
【監督】
地元のプロチームなので、選手との交流や、練習グラウンドを使わせてらったりだとか、選手やコーチが指導にきてくれたりとか、ぜひ色んなことをやっていただきたいなと思っています。もちろん熊谷高校だけでなく、アカデミーなど、ラグビーの裾野を広げてもらえるといいですよね。ラグビーのますますの発展・普及・育成・強化を一緒にやっていければいいなという期待感はとても大きいです。
部内で流行っているもの
モス!って言って気合を入れる人が1人いるんですけど(No.8
注目選手(プレー、ムードメーカー等)
【主将】
ムードメーカーでもありプレーも力強い選手です。
【監督】
目標とする選手(主将のみ)
昔SOをやっていたことがあったので、筑波大学の頃からすごい選手だなと思っていましたし、すごく大好きな選手です。後ろのスペースがしっかり見えていて、そこへの的確なキックだったり、相手の予想しないところで切り込んでいくランだったり、素晴らしいと思います。山沢選手を目標として、自分も色んなプレーにチャレンジしてみたいと思っています。
大会への意気込み
【主将】
去年はAグラウンドに立ったんですけど抽選で負けてしまって、その悔しさもあるので今年は必ずAグラウンドで勝てるように頑張ります。小・中学生のころから花園に出たいと思っていましたし、ラストチャンスなので、仲間と今まで培ってきたものを存分に発揮して、自分たちのラグビーを貫いて花園まで行きたいと思います!応援よろしくお願いします!
【監督】
このチームでは最後の県内の大会。目標は花園ですが、まずは一戦一戦しっかり戦って勝っていかなきゃと思っています。この大会で成長できたチームが優勝できると思うので、1日1日の練習を大事にして、一戦一戦、一瞬一瞬のプレーで全力を出せるような準備をしていきたいと思っています。