『熊谷市史研究』第3号のご紹介
更新日:2014年5月22日
市史編さん室では、市史編さん事業に伴い、調査研究から得られた成果や資料の紹介を行い、また、市史編集委員による論稿を掲載し、より一層熊谷の歴史に親しんでいただけるよう熊谷市史研究を毎年1回刊行しています。
主な内容
巻頭写真
昭和初期の片倉製糸工場関係写真
昭和初期頃、石原にあった片倉製糸工場の様子と熊谷堤で行われたお花見会の写真を紹介します。
座談会
熊谷市史考古専門部会 荒川の流路と遺跡 -荒川新扇状地の形成と流路の様子-
昔、熊谷を流れる荒川や利根川は、現在とは違う流路で、いくつもの流れができていました。荒川や利根川、さらにはその当時の熊谷の人々について、遺跡を通して考えます。
論考
鎌倉佐保 一ニ世紀における熊谷市周辺の武士の所領形成
-中条氏・成田氏を中心に-
中条氏や成田氏が、どのように熊谷で所領を形成していったのか。中央の政治権力と開発の請け負いから、12世紀の中条氏や成田氏を考察します。
諸岡 勝 鎌倉時代末期の
日本最古のものは市内江南地域にあり、貴重な文化財である「板碑」。主に埼玉県の北西部で造られた「築道型」といわれる板碑について考察します。池上・中の寺墓地の板碑は、築道型の最新で、西縁に位置します。
大井教寛 熊谷氏の系譜と西遷について
直実を輩出した熊谷氏は、全国各地に広がります。その中で、後の時代に最大の勢力を誇るのは、広島県
寄贈文書・資料の紹介
昨年、貴重な古文書や高札についてご寄附をいただきました。これらの資料について紹介いたします。
田尻高樹 妻沼荒井英吉家文書について
市史編さん室 飯塚川田恒雄家文書について
市史編さん室 妻沼内田隆英氏資料(高札)について
PDF文庫のご案内
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