BCG予防接種
更新日:2020年9月15日
予防できる感染症
結核 | 結核菌が、主に肺について肺結核を起こします。乳幼児がかかると全身性の結核症や結核性髄膜炎、 |
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実施対象年齢と接種回数
1歳に至るまで(1歳の誕生日の前日まで)
接種回数と接種時期
標準的な接種は、生後5か月から生後8か月の間に1回接種です。
注意事項
接種したとき
BCGは牛型結核菌を弱毒化してつくったワクチンです。
BCGの接種方法は、管針法といってスタンプ方式で上腕の2ヶ所に押しつけて接種します。接種したところは、日陰で乾燥させて下さい。10分程度で乾きます。
接種したあと
接種後10日頃に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3か月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので、包帯をしたりバンソウコウをはったりしないで、そのまま清潔に保って下さい。ただし、接種後3か月を過ぎても接種のあとがジクジクしているようなときは医療機関に相談しましょう。
コッホ現象とは
結核に感染しているお子さんにBCGワクチンを接種すると、接種したところの反応が普通よりも早く、強く出ます。これを「コッホ現象」といいます。
コッホ現象は、BCGワクチンを接種した1、2日後(遅くても7日以内)に、接種したところに強い反応がでます。その反応はその後徐々に弱くなっていきます。
コッホ現象と思われる反応がお子さんにみられた場合は、すみやかに接種を受けた医療機関で受診しましょう。
ワクチンの接種について
接種については、お子さんの予防接種の受け方(熊谷市ホームページ)をご覧ください。