風しんの流行情報
更新日:2019年1月30日
風しんの届出が多く見られています
2018年夏ごろから、風しんの届出が多く見られています。患者の多くは30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
これまで風しんにかかったことがない方で、妊娠を希望する女性及び妊婦の同居家族の方には抗体検査をお勧めします。また、抗体検査の結果、抗体化が低かった妊娠希望女性及び妊婦の同居家族におかれましては、任意での予防接種ご検討ください。
埼玉県内の風しんの流行状況
風しんとは
風しんは、せきやくしゃみなどによって他の人にうつり、2週間から3週間の潜伏期を経て発疹、発熱、リンパ節の腫れなどの症状があらわれます。発疹のでる2、3日前から発疹がでたあとの5日位までの間、感染力があると言われています。特に妊娠初期に感染すると、胎児にも感染して難聴や心疾患などをおこす危険性があります。
風しんの予防接種
風しんは、予防接種で免疫をつけることができます。
1歳から2歳に至るまでのお子さん、年長に相当する年齢のお子さん(小学校就学前の1年間)は定期予防接種対象者として全額公費負担で接種することができます。まだ接種していない方は早めに接種しましょう。
妊婦さんへの感染を防ぐために
特に
1.妊婦の夫、子どもその他の同居家族
2.10代後半から40代の女性
(特に、妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方)
3.産褥早期の女性
のうち、抗体価が十分あると確認ができた方以外の方に対して、任意での予防接種を受ける事についてご検討ください。
注意
妊娠出産年齢の女性が風しんの予防接種を受ける場合には、妊娠していない時期にワクチン接種を行い、その後2か月間の避妊が必要です。
なお、妊娠中は風しんの予防接種を受けることはできません。
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