中西地区防災委員会をお招きして3D都市モデルを活用した浸水ワークショップを開催しました!
更新日:2025年11月27日
令和7年度3D都市モデル浸水ワークショップ
11月8日(土曜日)、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」のパソコンルームで、「令和7年度3D都市モデル浸水ワークショップ」を開催しました。
ご参加いただいたのは、地域防災活動を活発に行っている中西地区防災委員会の皆様です。
参加者各自がパソコンを操作しながら、河川決壊前を想定し、自宅の浸水リスクの確認、垂直避難の検討、避難経路の検討を行いました。その後、河川が決壊したことを想定し、河川決壊前にシミュレーションした避難経路が浸水により通行できなくなっていく様子を3Dで実感しました。
また、シミュレーションの結果を踏まえて、中西地区の浸水範囲、想定浸水深、浸水継続時間などの浸水リスク、避難誘導を切り上げるタイムリミット、避難所での対応を検討するグループワークを行いました。「垂直避難が可能な場合は避難所への避難ではなく垂直避難が安全であること」、「中西地区の浸水状況を踏まえると、自分たちが運営を行う想定の避難所には、中西地区よりも浸水想定が大きい地区の住民が来る可能性があること」、「日頃からの訓練が重要であること」など、活発な意見交換が行われました。
アンケートの結果では、参加者全員が、浸水リスクを3Dで可視化することによって防災意識が向上したことが分かりました。
今回のワークショップを通じて、中西地区の防災意識の高さを実感しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
当日の様子


(参考)中西地区防災計画(令和7年3月)
中西地区では、「自分たちの地区は自分たちで守る」との心構えで防災・減災に取組み、防災力を高めていくため、『中西地区防災計画』を策定しています。

