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令和4年度熊谷市優秀技能者表彰について

更新日:2021年11月24日

この表彰制度は、熊谷市内に居住し、かつ就業する人で優秀な技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能水準の向上を図るとともに地域産業の振興に寄与することを目的としています。
11月23日の勤労感謝の日に市民ホールで表彰式を行い、次の方が表彰されました。

記念撮影

前列の左から市長、權田氏、松村氏、市議会議長。

令和4年度表彰者

權田 幸雄 氏(表具師)

氏は、表具師として、60年にわたり従事し、掛軸の仕立て替、襖・屏風の貼替等を行い、寺社からの依頼も多く、妻沼聖天山歓喜院の飛天絵巻の貼り込み及び本殿の障子貼替等を手掛けました。
全国の熟練技能者が技を競い合う「技能グランプリ」で敢闘賞を受賞する等、高い評価を得ているほか、職業訓練指導員として、技術振興の重要性を深く理解し、後進の技能育成に尽くしてきました。

松村 初男 氏(大工)

氏は、大工として、58年にわたり従事し、一般住宅の建設において、一方の部材の端に作った突起を他方に作った穴に差し込んで接合する「差し口」という伝統的な技法を用い、長く住むことのできる耐久性のある家づくりを行うとともに、一本木自治会(妻沼)の集会所建設に携わりました。
技術継承について意識を高く持っており、施工現場での指導を通して若手大工の育成に力を注いできました。

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