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令和3年度熊谷市優秀技能者表彰について

更新日:2021年11月24日

この表彰制度は、熊谷市内に居住し、かつ就業する人で優秀な技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能水準の向上を図るとともに地域産業の振興に寄与することを目的としています。
令和3年度は、11月23日に市役所本庁舎市長室で表彰式を行い、次の方が表彰されました。

記念撮影

前列の左から神田氏、市長、小彼氏、山岸氏。
柿沼氏は欠席(代理の方が出席)。

令和3年度表彰者

小彼 勉 氏(タイル工)

氏は、タイル工として、59年にわたり従事し、乾式タイル工事の技法「サイディング張り」や、厚みのある鉄板金網「デーラス」により強度・耐久性を向上させる技法を巧みに用い、一般住宅の外壁工事等にて功績を残してきました。

近年、簡易的なタイル工事の材料等の普及により専門技術継承の必要性が唱えられている中、後進・若年層に対する技術の伝承に高い意識を持っています。

神田 功 氏(溶接工)

氏は、溶接工として、47年にわたり従事し、倉庫・車庫・テラス等の新設や改修工事に数多く携わってきました。配管やステンレス等の設備工事の溶接に長けており、特に配管溶接については細心の注意を払った上での施工を心掛けています。
長年の経験によって蓄積された優秀な技能は、職人としての誇りと優れた人格とが合わさり、組合の中心的かつ模範的な存在となっています。

柿沼 日出美 氏(畳職)

氏は、畳職として、29年にわたり従事し、努力によって技能を培い、一般住宅・公営住宅等の畳製作に尽力し、市内にある石上寺改修の際には茶室の畳づくりを手掛けました。

加工に高度な技術と手間を要する縁なし畳の製作に長けており、作業の正確性が求められる市松敷を美しく仕上げる熟練の技に定評があります。

埼玉県畳高等職業訓練校において実技指導を行うなど、後進育成にも力を注いでいます。

山岸 英之 氏(板金工)

氏は、板金工として、39年にわたり従事し、創業者である父の後を継ぎ、一般住宅の屋根等の分野で信頼のおける功績を残してきました。

板金飾りの細工物を得意としており亀甲張り等に定評があるほか、妻沼聖天山の貴惣門の屋根工事にも携わりました。

県の技能競技大会で最優秀賞を受賞する腕前を持ち、施工においては細部まで気を配るため、工務店や職人仲間から厚い信頼が寄せられています。

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