令和6年度熊谷市優秀技能者表彰について
更新日:2024年11月26日
この表彰制度は、熊谷市内に居住し、かつ就業する人で優秀な技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能水準の向上を図るとともに地域産業の振興に寄与することを目的としています。
11月23日の勤労感謝の日に市民ホールで表彰式を行い、4名のかたが表彰されました。
前列の左から市長、星野氏、西村氏、齋藤氏、関根氏、市議会議長。
令和6年度表彰者
星野壮一氏(大工)
氏は、妻沼地域にて地元に密着した大工として、57年にわたり従事し、日々の経験と努力により卓越した技術で功績を残し、施主と綿密に打ち合わせを行い、多くの要望に応え喜ばれてきました。
聖天山歓喜院からの依頼も多く、聖天山歓喜院本坊の塀、護摩堂や書院の屋根や柱を残した補修、国宝である本堂脇にお坊さん用の集会所「
西村慶徳氏(建築技術者)
氏は、建築技術者として、47年にわたり従事し、施工図面の製図技能を基盤に、施工管理者として様々な技能者と連携し活躍しています。
個人宅の新築・改修工事から農林公園の木材文化館等の大型施設まで、多様な建築物の設計・施工を手掛けてきました。
埼玉県木造建築技術アドバイザーとして県産木材の利用推進を行うほか、芝浦工業大学の非常勤講師として後進指導を熱心に行っています。
齋藤隆氏(表具師)
氏は、表具師として、42年にわたり従事し、2種類の技能検定1級の資格を活かして、内装工事全般の施工を請負っています。
長年の現場経験から多能工として多種多様な工事依頼に対応でき、歴史的建造物としては松山高校記念館、その他にも事業所や住宅まで幅広く施工しています。
従業員を技能検定受験1級の合格に導き、従業員の独立後もお互いの技能・技術の向上に努めています。
関根良典氏(瓦葺工事業)
氏は、瓦葺工事業として、33年にわたり従事し、祖父が創業以来、3代目として瓦葺工事の技と信頼を受け継ぎ、市内を中心に瓦葺工事をしています。
和瓦の使用を得意とし、