熊谷市中小企業振興条例を施行しました

　本市では、地域の経済基盤として市民の雇用や暮らしを支える中小企業の振興を図ることを目的として、約40年前に「熊谷市中小企業等振興条例」を制定しました。
　しかし、その間、経済状況、社会情勢は大きく変化し、少子高齢化や急激な人口減少に伴い、「経営の革新」、「人材の育成及び確保」等の新たな取組が中小企業に求められておりました。
　そこで、中小企業を取り巻く環境の変化を踏まえ、中小企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、条例を全部改正し、平成31年4月1日に「熊谷市中小企業振興条例」を施行しました。

中小企業の振興について、次のとおり示しました。
(1) 中小企業者の創意工夫及び自主的な努力が尊重されること。
(2) 中小企業者の経済的及び社会的な環境変化への円滑な適応が図られること。
(3) 市、中小企業者、経済団体、大企業者及び大学等の相互の協力の下に行われること。

　市は、基本理念にのっとり、中小企業振興施策を策定し、及び実施するものとする。

　中小企業者は、自らの創意工夫及び自主的な努力により、経済基盤の強化、経営の革新並びに人材の育成及び確保に努めるものとする。

　市は、中小企業振興施策を推進するため、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする。