平成30年熊谷市内交通事故発生状況
更新日:2019年1月16日
交通事故防止特別対策 実施中
熊谷市では、交通死亡事故が多発しています。
この状況を受け、埼玉県から、交通事故防止特別対策地域に指定されました。
指定期間は、平成30年12月20日から平成31年3月19日までの3か月です。
期間中、重点対策を掲げ、交通事故防止のための取り組みを推進していきます。
交通事故に合わないために、以下のことを心がけましょう。
(1)高齢者の人
・夕暮れ時や夜間外出する際は、反射材を着用しましょう。
・道路横断時には横断歩道を渡るよう心がけ、左右の安全を確認してから渡りましょう。
・自転車に乗る際は、ヘルメットを着用しましょう。
(2)四輪車の人
・横断歩道を渡ろうとする歩行者を見かけた際は、スピードを落とし、歩行者を優先しましょう。
・夕暮れ時には早めのライト点灯を心がけ、ハイビームを効果的に利用しましょう。
・シートベルトを、すべての座席で着用しましょう。小さな子どもには、チャイルドシートやジュニアシートを着用させましょう。
平成30年市内の死亡事故発生状況
昨年1年間に市内で発生した交通事故による死者数は7人で、そのうち65歳以上の高齢者は4人でした。
人身事故は前年より75件少ない793件、負傷者は91人少ない995人、物件事故件数は139件少ない4,733件でした。
人身事故件数 | 物損事故件数 | |||
---|---|---|---|---|
件数 | 死者数 | 傷者数 | ||
平成30年 | 793 | 7 | 995 | 4,733 |
平成29年 | 868 | 7 | 1,086 | 4,872 |
増減 | -75 | 0 | -91 | -139 |
増減率 | -8.6% | 0.0% | -8.4% | -2.9% |
番号 | 地区 | 死者数 | 年齢層 | 事故形態 | 道路別 | 道路形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 肥塚 | 1 | 30歳代 | 軽乗用車と普通貨物車(普通乗用車等3台) | 国道17号バイパス | 交差点(信号なし) | |
2 | 川原明戸 | 1 | 70歳代 | 原付バイクとタンクローリー車 | 国道140号線 | 交差点(信号なし) | |
3 | 八木田 | 1 | 10歳代 | 自転車と軽乗用車 | 市道 | 交差点(信号あり) | |
4 | 佐谷田 | 1 | 70歳代 | 自転車(単独) | 市道 | 単路(カーブ) | 水路に転落 |
5 | 上之 | 1 | 70歳代 | 自転車(単独) | 市道 | 単路(直線路) | 水路に転落 |
6 | 妻沼 | 1 |
60歳代 | 歩行者と軽乗用車と乗用車 | 国道407号線 | 単路(直線路) |
|
7 |
板井 | 1 | 80歳代 | 軽乗用車(同乗者)とダンプカー | 県道小江川本田線 | 単路(カーブ) |
1件目
平成30年1月15日(月曜日)18時28分頃、肥塚地内で今年1件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は国道17号バイパスで、左折した軽乗用車が、第2通行帯を直進走行していた普通貨物自動車と衝突、さらに、交差点で右折待ちしていた乗用車に衝突し、合計5台の自動車が関係する事故となりました。
信号交差点の手前では、信号機を注意するだけでなく、周囲の動向にも気を配りましょう。
2件目
平成30年7月23日(月曜日)2時57分頃、川原明戸地内で今年2件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は国道140号線で、原付バイクとタンクローリー車が衝突し、原付バイクを運転する71歳の男性が亡くなりました。
道路を右左折する際は、通行する車両と十分な間隔があることを確認してから曲がりましょう。
また、信号機や道路照明などの手前は、部分的に視認しにくくなる場所があります。信号機だけに注目せず、道路状況の変化にも気を配りましょう。
3件目
平成30年7月24日(火曜日)8時48分頃、八木田地内で今年3件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は市道で、軽乗用車と自転車が衝突し、自転車を運転する19歳の男性が亡くなりました。
交差点では信号に従うとともに速度を落とし、周囲の動向に気を配りましょう。
4件目
平成30年10月18日(木曜日)0時30分頃、佐谷田地内で今年4件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は市道で、自転車に乗っていた70歳代の男性が何らかの理由により、道路脇の水路へ転落、死亡しました。
夜間自転車に乗るときには、確実にライトを点灯させ、明るい色の服装や反射材を身につけるなど、周囲から発見しやすい服装を心がけましょう。
また、周囲の道路状況には常に気を配り、道路環境の変化に対応できるよう速度は抑えましょう。
5件目
平成30年11月11日(日曜日)12時48分頃、上之地内で今年5件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は市道で、自転車に乗っていた70歳代の男性が何らかの理由により、道路脇の水路へ転落、死亡しました。
自転車でふらつくようになったら自転車に乗るのを控える、必ずヘルメットを着用するなど、命を守る対策をしましょう。
6件目
平成30年11月26日(月曜日)17時4分頃、妻沼地内で今年6件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は国道407号線で、軽乗用車が直線路を進行中、右方から横断中の歩行者と衝突。
その救護中に、さらに乗用車が上記2名と衝突し、歩行者の人が死亡しました。
車を運転する際は、早めのライト点灯を心がけるとともに、歩行者の保護を優先しましょう。
歩行者の方は、明るい色の服装や反射材を身に付けるなど、周囲から気づかれやすくしましょう。
また道路を横断する際は、横断歩道を利用するとともに、安全確認を行いましょう。
7件目
平成30年12月10日(月曜日)9時20分頃、板井地内で今年7件目の交通死亡事故が発生しました。
発生場所は県道小江川本田線で、軽乗用車がカーブを進行中、対向車線にはみ出し、対向から進行中のダンプカーと衝突。
軽乗用車に同乗していた、後部座席の女性が亡くなりました。
車に乗る時は、同乗者もシートベルトを着用しましょう。
幼児や児童等、シートベルトを正しく着用できない場合は、体格に合ったチャイルドシート、ジュニアシートなどを着用させましょう。