火山の噴火が起きた時の対策をお知らせします
更新日:2018年1月25日
草津白根山が再度噴火した時は火山灰に注意してください。
平成30年1月23日に群馬県草津白根山が噴火しました。
気象庁によると、草津白根山が再度噴火し、噴煙が火口縁上3,000mまで上がった場合、熊谷市内にも火山灰が降ってくると予報しています。
市民の皆さまにおかれましては、今後の噴火情報を確認するとともに、万が一に備え、火山灰が降ってきた時の対策をお願いします。
火山灰とは
火山灰とは、軽石や岩石が細かく砕かれたもので、直径2mm以下の岩片の総称です。木や紙などを燃やしてできる灰とは、成分も性質も根本的に異なります。
●水に溶けることはありません。こすると、ガラスを傷つけることもあります。
●火山灰は角が鋭くとがっています。目や肺に入ると、健康被害の原因になります。
火山灰が降ってきた場合は、次のことに注意してください。
埼玉県に火山はありませんが、富士山・浅間山や草津白根山などの噴火によって市内にも火山灰が降る可能性があります。その際は、次のことに気をつけましょう。
火山灰から目やのどを保護してください
外出時は、マスク・ゴーグルの着用や傘の使用、ハンカチなどで口元を覆う等、目やのどを保護してください。もし火山灰が目に入ってしまったら、こすらずに水で流しましょう。
灰を皮膚に触れさせない
皮膚が炎症を起こすことがありますので、直接触れることのないよう気をつけましょう。
交通事故に注意する
車や自転車などの運転では、降灰により視界不良になる恐れがあるため、ライトの点灯やワイパー(車)を使用し、運転に注意しましょう。また、滑りやすくなるため、スリップに注意しましょう。
灰を建物内に入れない
火山灰が入らないように窓を閉め、洗濯物は外に干さないようにしましょう。
噴火と火山灰に関する情報
気象庁 降灰予報【気象庁ホームページ 噴煙3,000mの場合の予想】(外部サイト)
