ペットの防災対策
更新日:2023年4月19日
同行避難とは
同行避難とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することです。
災害が発生した場合は、避難所敷地内に飼養専用スペースが設置されます。避難所ではさまざまな価値観を持つ人が共同生活を営むことから、避難所内の避難者居住部分には、原則としてペットを持ち込むことは禁止されています。
基本的に同行避難したペットは、飼い主が日々の給餌、排せつなどの世話をすることになります。
市立小・中学校 避難所開設時のペットスペース想定場所一覧(PDF:108KB)
普段から心がけましょう
飼い主がわかるように
災害時では、ペットと離れ離れになるかもしれません。
迷子になり、どこかで保護されたとき、すぐに飼い主がわかるように、鑑札や迷子札など、日ごろから飼い主が特定できるものを装着しておきましょう。
ペットのしつけ
避難所では、人もペットもストレスを受けることが考えられます。それに加えて動物の好きな人、嫌いな人、アレルギーを持った人等さまざまな人たちが集まる場所なので、ペットのしつけが重要なポイントとなります。
安全かつ速やかに避難できるように、また、避難所において周囲に迷惑をかけないように、普段からしつけを行い飼い主がきちんとコントロールできるようにしましょう。
排せつなどの基本的なしつけは、ペットや周りの人のためでもあります。また、ケージの中でもおとなしく落ち着いていられるように普段から慣らしておきましょう。
ペットのための防災品の備え
ペットのための災害時の備蓄は飼い主の責任です。
救援物資が届くまでは時間がかかります。餌や薬などの身の回り品を少なくとも5日分は用意しておきましょう。
- 餌と水
- 常備薬・処方薬
- リード、キャリーバッグ、おり(ケージ)
- ペットと一緒に写っている写真
- フンを処分するもの
- ポリ袋
- カイロ、冷却ジェル等
ペットの防災のための資料
埼玉県版「ペット動物のための防災手帳」
埼玉県では、災害時の同行避難に備えた持ち歩くことのできる記録簿として活用できる「ペット動物のための防災手帳」を作成しております。
印刷後にヨコ折り線で二つに切って、表裏で貼り合わせても可能となっております。
- A4用紙に印刷する
- ヨコ折り線で折る(山折り)
- タテ折り線で折る(山折り)
震災からペットを守る「か・き・く・け・こ」
平成28年4月に起きた熊本地震の際に、ペット同伴の被災者を受け入れるなどの活動をされた、熊本市内の開業獣医師の先生が提唱している被災に備えた5か条を、埼玉県版に修正したリーフレットです。
震災からペットを守る「か・き・く・け・こ」(外部サイト)
災害時動物救護活動ボランティア登録制度
埼玉県では、地震や風水害などの大規模な災害が発生した際、避難所等においてペットの世話などに御協力いただくボランティアの登録制度を行っております。
詳しくは、埼玉県保健医療部生活衛生課の「災害時動物救護活動ボランティア登録方法について」のページをご覧ください。
災害時動物救護活動ボランティア登録方法について(外部サイト)
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