「ヒアリ」について

　ヒアリは、南米原産の体長2ミリメートルから6ミリメートル（大きさにバラつきがある）の赤茶色のアリです。
　本来、日本には生息しないアリですが、平成29年5月下旬以降、兵庫県、愛知県、大阪府、東京都、神奈川県、福岡県、大分県、岡山県、広島県などの港湾施設等で確認されています。
　平成29年8月10日には、狭山市の事業者敷地内で積荷の梱包材から女王アリの死骸が発見されました。
　埼玉県および狭山市が発見場所と周辺地域の目視調査を実施し、疑わしいアリがいないことを確認しています。
　また、現在、国内での定着は確認されていません。
　お尻の毒針で刺されると火傷のような激しい痛みと水ぶくれ（水疱）ができるので注意が必要です。

　土でドーム状の大きなアリ塚（直径25センチメートル以上高さ15センチメートル以上）を作ることがヒアリの特徴です。国内在来のアリは、土でアリ塚を作りません。

極めて攻撃的なので、刺激したり素手でつかまえたりしようとせず、熱湯や市販のアリ用殺虫剤（成分：フィプロニル）をかけるといった方法で、殺虫してください。

　万が一、刺されてしまった場合には、速やかに医療機関を受診してください。
　ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。
　熊谷保健所　048-523-2811で健康相談に応じています。

• 熊谷市環境政策課　電話048-536-1547
• 埼玉県みどり自然課　野生生物担当　電話048-830-3143
• 北部環境管理事務所（熊谷地方庁舎内）　電話048-523-2800

電話番号　0570-046-110
(IP電話からは)06-7634-7300
通話料は、発信者の負担となります。

毎日（ただし12月29日から1月3日を除く）

9時から17時まで