「ながらスマホ」はやめましょう
更新日:2020年7月31日
「歩きスマホ」は大変危険です
歩きながらスマートフォンを操作すること、いわゆる「歩きスマホ」は視野が狭くなり、周囲の変化に気づくのが遅くなるほか、注意力も散漫となり、他者とぶつかり事故となる危険性が高まります。
実際にゲームやSNSなどに熱中するあまり、ほかの歩行者とぶつかったり、駅のホームで電車に接触してしまう、ホームに誤って落ちてしまう、自動車・自転車に気づかず交通事故に遭ってしまうなどの事例が多く発生しています。
以下の行為は行わないようにしましょう。
歩きながらのスマートフォン用ゲームアプリ・SNS等の操作
スマートフォンでゲーム等をしながら歩くことは、自身が事故に遭う危険があるほか、他者の通行の妨げとなったり、ケガをさせてしまったりする危険があります。
また、周囲への警戒心がゲームに夢中になることで薄まり、窃盗やチカンなどの事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。
やむを得ず操作する場合は、安全な場所に移動し、止まった状態で操作をしましょう。
危険な場所への進入
「歩きスマホ」をしながら立入禁止場所や歩行者が通行できない場所に進入してしまうと、事故に遭う危険があります。危険な場所へは立ち入らないようにしましょう。
運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」の罰則の強化について
令和元年12月1日から、自動車や原動機付自転車の運転中、スマートフォンやカーナビの操作をする「ながら運転」の罰則が強化されました。
運転中にスマートフォンを使い、ゲームアプリを操作する・SNSやメールをチェックする・地図アプリで目的地を確認する等、これらの行為はすべて違反です。
「ながら運転」は注意のそれや脇見の時間を増加させたり、ハンドル操作を不安定にさせたりするなど、重大な事故を引き起こす原因となり大変危険な行為です。
これに違反した場合、以下のような罰則が適用されます。
携帯電話等を使用して自動車等を運転し、交通事故を起こすなどした場合
罰則
1年以下の懲役または30万円以下の罰金
違反点
6点
人身事故の場合、免許の仮停止処分の対象になります。
走行中、携帯電話等を手で持って通話したり、画像を注視したりした場合
罰則
6か月以下の懲役または10万円以下の罰金
違反点
3点
反則金
- 25,000円(大型)
- 18,000円(普通)
- 15,000円(二輪)
- 12,000円(原付)
過去には「ながら運転」により死亡事故も発生しています
夜、スマートフォン向けゲームアプリをプレイし、ゲームに気を取られた男性の車が、路肩に停車中の車に追突、乗っていた女性にケガを負わせた上、車の横で荷物を載せていた男性をはね、そのまま45メートル引きずった上、逃走。引きずられた男性は死亡。
「ながら運転」は絶対にやめましょう
ほんの一瞬だからという誤った認識の下、スマートフォン等を使用した結果、取り返しのつかない悲惨な交通事故につながる恐れがあります。
「ながら運転」は絶対にやめましょう。
関連情報
総務省:Pokemon GO に関する注意喚起(外部サイト)
内閣府サイバーセキュリティセンターからの注意喚起(外部サイト)
政府広報オンライン:運転中の「ながらスマホ」が厳罰化!違反点数が3倍、反則金も高額に!一発免停も(外部サイト)
警察庁:やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用(外部サイト)
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