このページの先頭です

平成24年度条例表彰者のご紹介

更新日:2012年4月9日

 平成24年4月7日、大里生涯学習センター「あすねっと」において、平成24年度熊谷市表彰式を挙行し、本市の文化の興隆、福祉の増進、産業の発展または自治の振興にご貢献された4名の方を、熊谷市表彰条例により表彰いたしました。

文化功労表彰 石川守彦いしかわもりひこ氏(94歳 弥生在住)

 石川守彦氏は、県内写真団体の先駆けとなる熊谷白陽写真会会長、熊谷市美術家協会副会長、熊谷市郷土文化会副理事長の要職を歴任し、熊谷市美術展では、昭和41年開催の第1回展から28年間にわたり審査員を務められたほか、市立図書館主催の写真講座では講師として活躍するなど、写真文化の発信と地域文化の興隆に多大な貢献をされました。

 また、氏は、本市出身で昭和初期に活躍した日本の代表的写真家、故佐藤虹二氏の散逸されかけた膨大なネガフィルムを3年余りの歳月を投じて整理し、遺作写真展を開催するなど、佐藤氏の写真家としての地位確立にも貢献されました。

 さらに、昭和20年から昭和40年代の市内風景を始め、本市の歴史を後世に引き継ぐ上でも貴重な存在となっている膨大な量の写真を次々と撮影、保存されたほか、「20世紀の記録・熊谷の写真展」では、委嘱作家として作品を出品し、記念講演を行われるなど、本市の発展と地域文化の向上に寄与された功績は誠に顕著です。

福祉功労表彰 西田貞之にしださだゆき氏(67歳 石原在住)

 西田貞之氏は、医師として30年余の長きにわたり地域医療の充実と発展に尽力され、平成12年から8年間、熊谷市医師会会長として地域医療体制の整備・充実に多大な貢献をされました。会長在任中には、365日の夜間診療機能を充足する「熊谷市休日・夜間急患診療所」を開設へと導かれるなど、小児救急の充実・発展と地域医療の確保に心血を注がれました。

 また、産業医として数多くの民間企業職員の健康管理を始め、熊谷地域産業保健センターの機能拡充の取り組み等により、地域労働衛生の向上に努められる一方、日本医師会認定産業医の育成にも意を用いてこられました。

 さらに、大里広域地域包括支援センターや介護老人保健施設等の運営を通じ、介護、福祉、医療など、各般にわたり広く地域に貢献されたほか、熊谷市高齢社会対策審議会副会長、熊谷市総合振興計画審議会委員等の要職を歴任されるなど、広く本市の発展と市民福祉の向上に寄与された功績は誠に顕著です。

産業功労表彰 春日井正臣かすがいまさおみ氏(69歳 妻沼在住)

 春日井正臣氏は、妻沼商工会理事、副会長を歴任し、会長に就任された平成22年には、埼玉県商工会連合会理事、産業教育振興会熊谷支部副支部長等の要職に就かれ、地域経済団体の振興・発展に多大な貢献をされました。
 また、事業を通じた地域社会への貢献として、氏による旧妻沼町への寄附が原資となり、産業振興奨励賞春日井基金の創設へと結実し、現在も基金の果実は地域産業の振興施策に充てられています。
 さらに、氏は、新熊谷市誕生後、旧3町の商工会の合併に奔走し、熊谷地区商工会合併協議会会長、くまがや市商工会設立委員会委員長として、多くの課題や困難を乗り越え、その成就に向け心血を注がれました。「くまがや市商工会」発足後は、会長として引き続き地域商工業の活性化に腐心されているほか、熊谷市観光協会副会長、熊谷市コミュニティづくり市民協議会委員等に就任されるなど、本市の発展と産業の振興に寄与された功績は誠に顕著です。

自治功労表彰 河西昌美かさいまさみ氏(73歳 箱田在住)

 河西昌美氏は、5期20年の長きにわたり、熊谷市議会議員として地方自治の確立のため、献身的な努力と情熱を傾け、市民福祉の向上と市政進展に多大な貢献をされました。

 この間、氏は、総務常任委員会副委員長、土壌式汚水浄化等調査研究特別委員会副委員長等を歴任し、平成7年に市議会副議長、平成11年には市議会議長に就任され、優れた政治手腕により、効率的かつ円滑な議会運営に尽力されました。

 また、熊谷市監査委員、熊谷市農業委員会委員、大里広域市町村圏組合議会議員等、幅広く活躍された氏は、埼玉県市議会議長会会長を務めるなど、市政及び広域行政の充実と発展に多大な貢献をされました。

 さらに、熊谷市総合振興計画審議会の委員を長年務められ、計画策定とその推進に尽力されたほか、熊谷市箱田公民館館長として、生涯学習の普及啓発等に努められるなど、本市の発展と地方自治の振興に寄与された功績は誠に顕著です。

このページについてのお問合せは

秘書課
電話:048-524-1111(代表)内線204

この担当課にメールを送る

本文ここまで