平成25年度条例表彰者のご紹介
更新日:2013年4月8日
平成25年4月6日、大里生涯学習センター「あすねっと」において、平成25年度熊谷市表彰式を挙行し、本市の文化の興隆、福祉の増進、産業の発展または自治の振興にご貢献された4名の方を、熊谷市表彰条例により表彰いたしました。
文化功労表彰 岩上 章勇 氏 (80歳 本石在住)
岩上章勇氏は、昭和54年から、16ミリフィルム映画愛好団体である「熊谷一六会」の副会長を務められる一方、昭和55年には熊谷市ボランティア連絡会会長に就任し、本市におけるボランティア組織の拡大等に大きく貢献されました。
また、氏は、故田島一宿先生が主宰する「詩吟包容会」に所属し、昭和45年11月には「詩吟一宿流包容崖石会」を設立して、会員の指導にあたるとともに、熊谷市詩吟詩舞大会には、自ら積極的に出演し、詩吟詩舞という日本の伝統文化の興隆に取り組まれ、さらに、平成5年からは熊谷市吟詠連盟会長に就任し、その普及、発展に尽力されました。また、昭和54年に熊谷市文化連合の理事に就任すると、熊谷市芸能祭に積極的に参加して会員の指導に努められました。
その後、昭和59年には邦楽部長、平成3年には副会長、平成18年からは顧問として、芸術文化の振興と、市内の文化団体の育成、融和に尽くされるなど、本市の発展と地域文化の向上に寄与された功績は誠に顕著です。
福祉功労表彰 竹内 岩雄 氏 (78歳 上之在住)
竹内岩雄氏は、昭和29年、熊谷市身体障害者福祉会に入会以来、副会長、総務部長の要職を歴任し、平成14年に会長に就任されると、会の発展と障害福祉の増進に大きく貢献されました。
また、同会の法人化に腐心し、平成18年4月には、代表理事に就任されました。この間、氏は、障害のある方もない方も一緒に楽しみ交流できるイベントの開催や運営に熱心に取り組み、特に「ふれあい運動会」においては、第1回目の開催時から中心的存在として企画・運営に尽力されました。
さらに、平成10年から埼玉県身体障害者相談員として、また、平成24年4月からは熊谷市身体障害者相談員として、日常生活の悩みや障害福祉サービス等に関して、親身になって相談に応じるなど、不安の解消と生活の向上に尽力されるとともに、熊谷市障がい者計画策定審議会委員をはじめ、熊谷市人権教育推進協議会委員、熊谷市交通安全対策協議会委員等を務められるなど、本市の発展と市民福祉の向上に寄与された功績は誠に顕著です。
産業功労表彰 平井 秀明 氏 (65歳 宮本町在住)
平井秀明氏は、協同組合熊谷鉄工機械工業会に所属され、平成15年から平成22年までの7年間、理事長として、地域工業会の活性化に大きく貢献されました。とりわけ、ISO認証取得に向けての支援事業では、組合員企業から多くの認証取得企業を輩出するなど、大きな成果をあげられました。
また、熊谷市工業団体連合会や熊谷地区工場懇話会において会長を歴任されるとともに、平成15年から平成23年まで、埼玉県中小企業団体中央会の常任理事として、県内中小企業の組織化の推進及び健全な発展に尽力されました。
さらに、熊谷商工会議所においても、昭和54年から34年間の長きにわたり、役員及び議員として尽力され、特に平成13年から3年間、中小企業振興委員会委員長として、地元商工業の発展に尽くされました。加えて、地元企業の技能・技術力の高度化を図るため、産学官の交流会を開催し、業界の枠を超え、中小企業の振興を図るなど、本市の発展と産業の振興に寄与された功績は誠に顕著です。
自治功労表彰 原田 雅夫 氏 (70歳 三ヶ尻在住)
原田雅夫氏は、8期28年余の長きにわたり、熊谷市議会議員として地方自治の確立のため、献身的な努力と情熱を傾け、市民福祉の向上と市政進展に大きく貢献されました。
この間、氏は、総務常任委員会委員長、民生常任委員会委員長、都市総合開発特別委員会委員長等を歴任し、平成12年には市議会議長に就任され、優れた政治手腕により、効率的かつ円滑な議会運営に尽力されました。
また、熊谷市監査委員、熊谷地区消防組合議会議員及び議長、大里広域市町村圏組合議会議員等、多方面にわたり努力し、市政及び広域行政の充実と発展に多大な貢献をされました。
さらに、本市のまちづくりの根幹といえる熊谷市総合振興計画審議会委員及び熊谷市都市計画審議会委員を長年務め、市政及びまちづくりの計画策定とその推進に尽力されたほか、熊谷市農業委員会委員として、農業の振興に手腕を発揮されるなど、本市の発展と地方自治の振興に寄与された功績は誠に顕著です。