「食品ロス」をなくそう!
更新日:2024年6月7日
「食品ロス」とはなにか?
食べ残しや売れ残りなど、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」と言います。
日本では、年間約523万トンもの食品ロス(事業者から約279万トン、家庭から約244万トン)が発生しており、国民一人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分、年間約42キログラムの食べ物を捨てていることになります。
農林水産省及び環境省(令和2年度推計)
食品ロスの約半分は一般家庭から
523万トンの食品ロスのうち、約半分にあたる244万トンは一般家庭から排出されています。
食品ロスが家庭から発生する要因は、次の3つに分類されます。
(食べ残し)
食卓にのぼった食品で、食べ切られずに廃棄されたもの
(直接廃棄)
賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの
(過剰除去)
厚くむき過ぎた野菜の皮など、不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分
食品ロスを減らすためにできることは?
食品ロスを減らすためにできることを、買い物のとき、調理のとき、保存のとき、外食するとき、食べきれないときの場面ごとに整理しました。
買い物のとき
買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり、食べきれないほどの食材を買いすぎないないようにしましょう。
すぐに食べる商品は、賞味期限や消費期限(外部サイト)の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入しましょう。
調理のとき
調理のときは、食べられる分だけ作るようにしましょう。また、食材が余ったときには、使い切りレシピを検索してみましょう。
消費者庁では、「食材を無駄にしないレシピ」を料理レシピサイト「クックパッド」の「消費者庁のキッチン」(外部サイト)において紹介しています。
熊谷市では料理で暑さ対策も行っています。
「クックパッド熊谷」(外部サイト)もご覧ください。
保存のとき
食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。
また、保存していた食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
外食するとき
まずは食べきれる量の注文を心がけましょう。残ってしまった場合には、持ち帰ることができるかどうかを確認してみましょう。
特に宴会では食べ残しが多く出ます。
乾杯後30分間、お開き10分前は、自分の席で料理を楽しむ「3010運動」(外部サイト)に取り組んでみませんか。
食べきれないとき
買いすぎて食べきれない場合や、贈答品が余ってしまう場合には、フードバンク(外部サイト)などへの寄付やお裾分けを検討しましょう。
食品ロスを調べてみよう!
家庭から発生する食品ロスを減らすには、まずは、我々一人ひとりが、日々の生活でどの程度食品ロスを出しているのかを認識することが重要です。
日々の生活から発生している食品ロスの量を、日記形式で記録するための「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」を環境省が作成しました。
集計結果を基に、7日間で発生した食品ロスの量を把握できるだけでなく、食品ロスによる環境影響や、家庭への経済損失に換算することもできます。
7日チャレンジ食品ロスダイアリー(PDF:11,711KB)
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