塩分測定会~減塩チャレンジ ご家庭の汁物を測ってみよう~
更新日:2023年7月11日
自分がどのくらい塩分をとっているかご存じですか?
健康的によいとされている日本食。唯一の欠点は「塩分摂取量が多いこと」です。
知らず知らずのうちに塩分をとっているため、日本人は過剰摂取傾向が続いています。
塩分をとりすぎると高血圧になりやすく、また、高血圧状態が続くと血管が張りつめた状態となり、動脈硬化になっている場合もあります。
動脈硬化が進行すると、心臓病や脳卒中などの命にかかわる合併症を引き起こす場合もあります。
今、どのくらい食塩をとっているか、ご自身の目で確かめてみませんか?
実際に塩分測定してみると・・・
市販のみそ汁の塩分濃度を測定しました
一日当たりの食塩摂取目標量は?
厚生労働省 “日本人の食事摂取基準(2020 年版)の概要” より作成
成人男性:7.5g、成人女性:6.5g、です。
※成人=15歳以上のかた。
市販のみそ汁を1杯飲むだけで食塩摂取目標量の「24~28パーセントは摂取できてしまう」ということが分かりました。
適正な塩分濃度は?
人間にとって、適正な塩分濃度は、体液に近い0.7%くらいです。
参加者の計測結果は?
令和3年度 結果1
令和3年度 結果2
結果をみて
みそ汁の塩分については、みなさん気をつけているようですね。
ただし、塩分控えめですが、量多く飲んでしまうと、摂取量は増えてしまいます。
みそ汁だけでなく、ほかの食事にも塩分が含まれています。
食べ方、食べる量、塩分量などを、気をつける必要がありそうですね。
ご自身の塩分量、実はとりすぎている?適正?かもしれません。ぜひ確認をしてみませんか?
健康・栄養に関する相談を行っています
健康相談・栄養相談
「血圧が高め。どのような食事をとればよいの?」「糖尿病を予防するには?」「健診結果の見方が分からない」「元気にイキイキと過ごすためには?」
このようなご相談などをお受けしています。お気軽にお電話ください。
詳細
とき:月~金曜日(祝日を除く)、9時~16時
ところ:熊谷保健センター等
相談方法:電話相談、保健センターに直接来ていただいてのご相談(予約制)
相談員:保健師、管理栄養士
費用:無料
申込み:電話で熊谷保健センターへ(048-526-5737)。
身体の健康に関する情報を発信しています
からだ見直し講座
からだに良い油のとり方、間食のとり方、工夫して美味しく減塩、など。
管理栄養士が中心となり、「細かいことだけど、ここが知りたかった!」ということを参加者にお伝えしています。
「からだ見直し講座」のページはこちらから
食のマメ情報をお届けします
季節ごとに、管理栄養士が食の情報発信をしています。
「食のマメ情報をお届けします」のページはこちらから