このページの先頭です

糖尿病が心配な「アナタの未来」へ

更新日:2022年4月1日

糖尿病1000万人。(厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」)

厚生労働省が令和元年に実施した「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる「有病者」が前回調査時より50万人増え、推定1000万人に上りました。そのうち、23.1%は治療を受けていないという結果も出ました。
糖尿病は自覚症状がないことが多く、適切にコントロールされないと5年から10年後に深刻な合併症を引き起こすことになります。
それらの合併症を防ぐためには、早期発見・早期治療が重要です。

糖尿病合併症

1.神経障害

神経障害は糖尿病の方に最も多い合併症のひとつです。
血糖値が高い状態が続くと、しびれや痛みを感じたり、その逆に感覚がなくなるなどの障害をおこしたりすることがあります。

2.糖尿病網膜症

眼の中にある網膜という部分で起きる細小血管症が糖尿病網膜症です。網膜症が悪くなると、最悪の場合、眼底出血や網膜剥離を伴って失明に至る場合もあります。
網膜症を悪くしないためには、主には日頃の血糖コントロールが重要です。その一方で、どんなに血糖コントロールが悪くても、早い段階で網膜症を見つけておけば大きな出血を予防できる場合があります。糖尿病で服薬している方は、目の見え方などが正常と思っても1年に1回は眼科受診をするようにしましょう。

3.糖尿病腎症

糖尿病腎症(糖尿病性腎症と呼ぶこともあります)は、糖尿病がある方の慢性合併症のひとつです。
腎臓の機能が落ちてくると早期の段階では無症状ですが、進行するとからだの余分な水分や老廃物を尿としてからだの外に排泄する機能が弱まることで、からだがむくんだり、気分が悪くなったりするなどのさまざまな症状を引きおこします。また貧血をおこすなど、さらなる合併症を引きおこすことがあります。

糖尿病の治療を放置した働き盛りの今

「患者が患者のために」という視点で作成されたパンフレットです。
「アナタの今」と重なることがあるかもしれません。
「アナタの未来」につなぐために、ぜひお読みください。

糖尿病の治療を放置した働き盛りの今表紙

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページについてのお問合せは

熊谷保健センター
電話:048-526-5737(直通) ファクス:048-526-5933

この担当課にメールを送る

本文ここまで