男沼小学校・太田小学校・妻沼南小学校の統合

男沼小学校、太田小学校および妻沼南小学校は、2025年（令和7年）4月に統合し、現在の妻沼南小学校の位置に新たな学校として設置するため、準備を進めます。

男沼小学校では、2年生と3年生が複式学級となっており（令和5年度）、太田小学校および妻沼南小学校では、全学年で単学級となっており、今後も児童数の減少が想定されています。
これからの学校教育には、これまでの授業で多く見られた一斉型の授業や、知識や技能を習得させる授業だけでなく、子供たちが自ら課題を発見し、主体的に学び合う活動（グループ学習などの協働的な授業）を活発にすることを通じて、意欲や好奇心を十分に引き出すことが求められています。
また、子供たちを一定の規模の集団の中で学ばせて、いろいろな考えに触れ、周りの人と認め合い、協力し合い、切磋琢磨する経験を通して、これからの時代に必要な力をより身につけさせたいと考えています。
これらのことから、3校の統合案をお示しした上で、各小学校区での意見交換会や地域説明会などで伺ったご意見などを踏まえて検討を行った結果、3校の統合を進めていく必要があると判断しました。

男沼小学校、太田小学校、妻沼南小学校の統合に向けた準備の進捗状況をお知らせします。
3校の保護者には児童を通して配布したほか、3校の学校区の自治会で回覧しています。

「男沼小学校・太田小学校・妻沼南小学校統合準備委員会」では、校名や通学手段など、必要な事項を協議します。
今後、準備委員会を経て決定した内容は、随時、市ホームページや各学校を通してお知らせします。

2025年（令和7年）4月（予定）

統合時に男沼学校区、太田小学校区および妻沼南小学校区内の児童は、全員統合後の学校に通学します。

熊谷市立妻沼西（めぬまにし）小学校
【理由】

• 校名に地域名を残すことで、子供たちの郷土への愛着心を一層育むとともに、仲良く新たな歴史を刻んでほしい。
• 校名の公募や統合準備委員会を経て候補となっていた校名であり、3学校区の地域の思いを尊重した。
• 妻沼地域の西に位置し、新たな学校から妻沼西中学校に通うことから、地域にとっても馴染みやすく、引き続き愛される学校になってほしい。

決定までの経緯は、「より良い教育環境の創造を目指して　男沼小・太田小・妻沼南小の統合（第5号）」をご覧ください。
令和5年9月市議会定例会で「熊谷市立学校設置条例の一部を改正する条例」が可決され、校名が正式に決定しました。

現在の妻沼南小学校

現在の男沼小学校区および太田小学校区の児童（統合まで男沼小学校または太田小学校に通っていた児童）は、原則スクールバスでの通学を想定しています。
現在の妻沼南小学校区の児童は、これまでどおり徒歩での通学になります。

男沼小学校区、太田小学校区、妻沼南小学校区に居住するかたを対象に、妻沼西小学校の校章と校歌のアイデアを募集しました。
現在、ご応募いただいたアイデアを基に、検討を行っています。