給食紹介（令和4年9月）

熊谷学校給食センターで提供している給食を紹介します。

「鶏肉のアヒージョ風」は今月のイチオシメニューです。
アヒージョとは、食材にみじん切りしたにんにく、唐辛子、塩、こしょうをしてオリーブオイルでじっくり煮るスペインの料理です。食材のうまみがうつったオイルをバゲット（油脂分が少ないパン）につけていただくのもスペインの食文化です。給食では、「オリーブオイルで煮る」時間と調理器具がないので、鶏肉ににんにく、オリーブオイルをまとわせて焼き、「アヒージョ風」として再現しています。

• コッペパン
• 牛乳
• コーンポタージュ
• 大根サラダ
• 鶏肉のアヒージョ風

小学校Aコース、令和4年9月22日木曜
小学校Bコース、令和4年9月20日火曜
中学校コース、令和4年9月21日水曜

小学校A、Bコース587キロカロリー
中学校コース809キロカロリー

給食センターでの作り方

• オーブンなどで鶏肉を焼くと汁気が出ます。それがオリーブオイルと合わさり乳化します。給食センターでは調理してから、みなさんが召し上がるまでに時間がかかります。鶏肉を角食缶で寝かせている間に汁気を吸い上げる想定で、喫食時には肉がパサつかずに召し上がっていただけるよう配慮しています。また、残った汁気はコッペパンにつけて召し上がっていただければより本格的なアヒージョとなります。

調理中の様子

• オリーブオイルといったらイタリアを思い浮かべますが、オリーブオイルの生産量はスペインが1位です。輸出量ではイタリアが多いので、日本のスーパーではどちらも見かけるかもしれません。地中海地方の気候は日本のある地域の気候と似ています。さてどこでしょう？イタリア、スペイン、そして地中海地方と似ている日本の地域・・・気になった方は、地図帳を広げてお料理での旅をお楽しみください。
• ご家庭でアヒージョを作るときのコツは、動物性の食材と一緒に、野菜、きのこなどを入れます。いろいろな食材の旨味成分がオリーブオイルとにんにくとなかよくなれるので、でてきたオイルがおいしくいただけます。オイルがたくさんできたらバケットにつけていただくだけでなく、パスタソースにもできます。ご家庭でもお試しください。