男性が一番なりやすい「がん」
更新日:2026年1月1日
毎年10月はピンクリボン運動月間で、乳がんの啓発運動として、去年も様々な自治体や企業でイベントが開催されました。アメリカのメジャーリーグでは、母の日(5月第2日曜日)にピンク色のユニフォームを着て試合をしており、ご覧になったことのあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。一方で、ブルークローバー運動というのを聞いたことのあるかたは少ないと思います。ピンクリボン運動が乳がんであるのに対し、ブルークローバー運動は前立腺がんの啓発運動で、先述のメジャーリーグでは父の日にブルーのリストバンドや靴下を着用して試合を行っています。
前立腺とは男性だけが持っている臓器で、

この前立腺にできる「がん」が、前立腺がんです。前立腺がんの患者数は近年急増しており、男性の悪性腫瘍(がん)患者数では1位です。先述の前立腺肥大症と症状が同じであるため、前立腺肥大症だと思っていたら前立腺がんだった、というかたも少なくありません。前立腺特異抗原(PSA)で4.0ナノグラムパーミリリットル以上であれば、前立腺がんの可能性があるため精密検査を行うことが推奨されます。
各自治体で前立腺がん検診が行われており、熊谷市でも、50歳以上の男性は血液検査(PSA)を500円で受けることができます。(詳しくは、市ホームページで「前立腺がん検診」と検索してみてください。)
少しでも症状が当てはまるかたや、一度も検査したことのないかたはぜひ、ご利用ください。
熊谷市医師会 柴﨑 幹生(しばさき みきお)

