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帯状疱疹と、帯状疱疹ワクチンについて

更新日:2022年7月12日

「帯状疱疹」は、早期発見・早期治療が重要です!

新型コロナウイルス感染症が流行している今、帯状疱疹が増えています。コロナ禍で帯状疱疹が増えている原因として、大きく2つの要因があります。

  1. 新型コロナ感染により、免疫細胞やその働きがダメージを受けた
  2. コロナ禍の心理的ストレスにより、免疫力が低下した

【帯状疱疹とは】

帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こる皮膚の疾患です。子どもの頃に水痘(水ぼうそう)にかかり、治った後も身体の神経節に潜んでいたウイルスが、ストレスや心労、加齢などにより免疫力が低下した時に活動を始め、帯状疱疹として発症します。50歳以上になると発症する可能性が高くなります。

【症状】

  1. 赤い斑点のあらわれる数日から1週間ほど前から皮膚の違和感やぴりぴりした痛みがあらわれる
  2. その後、痛みを伴い、身体の片側の神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれる
  3. 通常2~4日間程赤い斑点に水ぶくれがあらわれ、水ぶくれは破れてただれた状態となり、かさぶたにかわる
  4. 皮膚症状が治ったあとに、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残ることがある

【合併症】

一般的な合併症として発熱や頭痛がみられることがあります。また、顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜炎などを起こすことがあります。その他の合併症として、まれに耳鳴りや難聴、顔面麻痺などが生じることがあります。

【後遺症】

帯状疱疹の合併症の中で最も頻度の高い後遺症として帯状疱疹後神経痛(PHN)があります。帯状疱疹後神経痛(PHN)は多彩で「焼けるような」「締め付けられるような」持続性の痛みや、軽い接触だけでも痛むこともあり、睡眠や日常生活に支障をきたすこともあります。

【他の人への感染】

周囲の人に帯状疱疹としてはうつりません。
ただし、水ぼうそうにかかったことがない乳幼児は、ウイルスの感染で水痘(水ぼうそう)として発症することがあります。特に小さな子どもや妊婦さんとの接触に注意しましょう。

【早期発見・早期治療】

帯状疱疹は、早期発見、早期治療が非常に重要です。帯状疱疹という疾患について、また高齢になれば罹患リスクが高まることを知っていただき、体の左右いずれかにズキズキ、ぴりぴりした痛みを感じたり、続くようであれば早めにお近くの皮膚科を受診することをおすすめします。体の中のウイルスが少ないうちに抗ウイルス薬を飲み始めることが重要です。

【予防法】

  1. 免疫力をあげる
    免疫が下がると発症しやすくなります。免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が重要です。早寝早起き、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動など、できるだけ健康的な日常を保ち、ストレスのたまりにくい状況を維持することが帯状疱疹の予防にもつながります。
  2. 予防接種(任意接種)
    法令に定められた定期接種の対象疾患ではなく、個人の病気の予防として接種する任意接種のため、接種費用は医療機関毎に異なり、全額自己負担となります。
    帯状疱疹を予防するワクチンは2種類ありますが、どちらも帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。また、接種できないかた、注意を要するかたもいますので、接種については、かかりつけ医またはお近くの医療機関にお問合せください。
帯状疱疹予防接種のワクチンの種類について
 

乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)

帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
*2020年1月販売開始

ワクチンの種類

生ワクチン

乾燥組換え不活化ワクチン

接種回数

1回(皮下注射)

2回(筋肉注射)

適用年齢

50歳以上

50歳以上

予防効果

50~60%

90%以上

持続期間

5年程度

9年以上

副反応

接種部位の痛み、腫れ、発赤

接種部位の痛み、腫れ、発赤

料金

8,000~9,000円程度

20,000~22,000円程度/1回

長所

1回の接種でよい
値段が安い

予防効果が高い
持続期間が長い
免疫が低下している方の接種が可能

短所

持続期間が短い
免疫が低下している方には接種できない

2回の接種が必要
副反応が比較的強い
値段が高い


予防接種による健康被害救済制度について

帯状疱疹ワクチンの予防接種は任意接種のため、健康被害が生じた場合は「独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度」による救済の対象となります。
申請に必要となる手続等については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構にお問合せください。
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このページについてのお問合せは

健康づくり課
電話:048-528-0601(直通) ファクス:048-528-0603

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